見出し画像

【算数・数学備忘録131】

順列と階乗

いくつかのものを順序を考えて並べたものを順列という。nPrで表す。PはPermutationのことである。

ここは数Aの確率の醍醐味の一つである。

A、B、C、Dの4枚のカードから3枚を取り出して1列に並べる
並べ方は全部で何通りあるのか?

4P3で考える。
4P3=4・3・2=24通りである。

階乗は1からnまでの自然数の積である。nの階乗はn!と表す。数学者クリスチャン・クランプ(1808年)に起因する。

A、B、Cの3枚のカードから3枚全部を取り出して1列に並べる
並べ方は全部で何通りあるのか?

順列:3P3=3・2・1=6
階乗:3!=3・2・1=6

ゆえに6通りである。

この記事が参加している募集

学習教材(数百円)に使います。