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【日本史6】室町史備忘録7

室町時代の学習を深めていきます。

本日の学習は
①日本のキリスト教伝来は1549年(天文18年)である。

②カトリックイエズス会のフランシスコザビエルは山口の大内義隆や府内の大友宗麟などから布教の許可を得た。

③大友宗麟や黒田官兵衛、蒲生氏郷などが著名なキリシタン武将・大名である。

④ポルトガル宣教師ガスパル=ヴィレラやルイス=フロイスらが近畿・中国地方で布教した。

主に南蛮寺やコレジオ、セミナリオを建立した。

⑤大友宗麟は豊後、豊前・筑前・筑後・肥前・肥後と九州6ヵ国を有し、北九州の大半を手中に収めていた。また九州にキリスト教の国を建設しようとしていたと云われている。

⑥ザビエル以後は、ガスパル=ヴィレラと日本修道士ロレンソが布教を再開する。

幕府政所の伊勢貞孝のネゴシエートもあり足利義輝(13代目)から布教の許可を得た。しかし義輝暗殺後、松永久秀により教会は破壊され、宣教師たちは京都から追放された。

⑦織田時代は布教がやりやすくなったが、豊臣時代に伴天連追放令(1587年(天正15年))が出され規制の流れが生じる。江戸時代に入ると禁教令が出され信者の信仰活動は困難になった。

⑧南蛮文化では機械時計、眼鏡、火縄銃、葡萄酒、オルゴール、オルガン、ヴィオラ、キリスト教関連本、辞書、教養書など多くのものが普及した。『どちりな=きりしたん』『天草版伊曽保物語(イソップ物語)』などが著名である事などを学びました。

■参考文献 『1冊でわかる室町時代』 大石学 河出書房新社

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