新しさを考える際の留意点
ポイントは外装を新しくしても何の意味もないという事である。
面白い企画、画期的な発想、新しいトレンド、新しい官製・ビジネス用語をただ導入して「これから私たちは生まれ変わります。」といっても変われない。
むしろそんなもの使わない方がいい。それより古臭い慣習や行事を少しずつ除去していく方が効果的であろう。それか古臭い行事を行う組織を外圧で潰していくしかないだろう。
飲み会を開催するだけで懲役10年にしたら誰もしなくなるだろう。煙草を吸うだけで罰金100万円にしたら誰も吸わなくなるだろう。そうやって潰していくしかないのではないか。
外圧自体は程度の低いもので、従来なら組織内の高い改善意識で内部改革をするのが理想的であろう。ただ残念ながら現代日本人はそこまで賢い人はほとんどいないだろう。法治主義で因襲を破壊するしか方策がない。
代表が変わろうが体質が同じであれば元の木阿弥である。どんなに真新しい企画をつくっても体質が昔ながらの体育会系であれば内装はアンティークなのだから古臭さが全体的に匂う。
実態として改善をしたいのか、それともブームに乗りながら因襲の持続に努めていきたいのか、そこをはっきりしない限りすべてやっている感で終わるのだ。
学習教材(数百円)に使います。