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嬉しい認知、そうでもない認知

前回の記事(認知のチカラ)はお役に立ちましたでしょうか。

「認知をしようとするには、相手をよく見ている必要があるんですね」というのはよくいただく感想。
それはとても大きな気づきだと思います。
意外と、私たち、自分のことに忙しくて大事な人のこともしっかり見てなかったりするので。

今回は、その続きで、ちょっと上級編。

認知は、してもらった相手は、自分のことをよくわかってくれていると感じて、満たされた気持ちになるものですが、
自分ごととして考えると、その中にも、もらって嬉しい認知と、実はそうでもないものがあるように感じます。

例えば、私で言いますと、

「賢そう」
「しっかりしてる」

というようなお言葉は、ありがたいものの、正直なところ、あまり嬉しくはありません。
というのも、(実際そうなのかどうかは別として)よく言われてきた言葉であり、
自分としても、もう優等生的な自分に飽きているからです。

逆に、

「いい感じで力が抜けてるね」
「面白い人ですね」

などという言葉を頂くと、嬉しくなります。
なぜなら、そんな自分でいようと、自らチャレンジしている最中だからです。
例えば、肩にぐっと力が入ってきたら意識して抜く、
迷ったら面白そうな方を、などというように。
試していることが表れていたという意味でも、
自分がそうありたいということがわかってもらえているという意味でも、嬉しい気持ちになります。

この後者のような認知をすると、相手との距離は、さらに縮まると思います。

では、そんな認知はどうしたらできるか?
鍵は、好奇心ではないかと思います。

前者のような認知ポイントは、表面的な生活ぶり・仕事ぶりを見ているだけでもキャッチできます。(それ自体がまずは最初はたいへんなのですけれども)
後者の方は、この人は何を大事にしているんだろう? 本当はどういう人なんだろう? といったところにまで好奇心を向けてみないと見つからないです。

今日、「この人、実はこういうところがいいんだよなぁ」というところ、ぜひ発見して、伝えてあげて見てください。

それから、認知のスキルを練習されたい方は、CTIジャパン・基礎コースへお越しください♪

では、また!


◆今日の写真は、箱根から。認知力筋トレ、2つ目の題材です。どうぞお試しください。


この記事は、2022年4月27日配信のここみち便りをリライトしたものです。
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