自動車開発の思い出 その20
海外出張のお土産は?
頻繁に海外出張すると困るのがお土産です。もし、アジアのとある国に出張に行ったとしたら、お土産に食べ物なんてあり得ませんね。
国によっては、段ボールが入ったギョーザとか、カビたナゲットとか、ありましたね。怖い怖い…。
そもそも突然拘束される事すらある、会社の都合で片道切符なんてご免です。
ちなみに私の米国出張の定番のお土産は、”TENGU JERKEY”と決まっていました。
米国で日系2世が醤油ベースの味付けで作ったのが始まりだそうです。
今はどこのスーパーでも売っていますが、私も海外出張に行くようになってから知りました。たくさんの同僚がいる職場で均等に行き渡る、軽い、省スペース、値段も手ごろ、ジャーキーだから検疫もなし。みんなが喜んでくれるので、毎回これを買って帰りました。
知っているジャーキーの中では味はトップレベルに近いのではないのでしょうか?ビールのつまみに最高です。
後に知ることになったのですが、当時知っていたら間違いなく買って帰ったのがブルーダイヤモンド アーモンドのスモークハウス。
アーモンド菓子の中でも間違いなくトップです。2006年頃に商社の都合でしょうけれど、輸入が止まり入手不可になりました。
その数年後に明治屋で発見! いくつも買いました。輸入元は伊藤忠商事だったと思います。その後、どんどん値段が上がり、もう雲の上の存在となり、買うのを諦めました。
数年経って、またスーパーでお値打ち価格で発見!たくさん仕入れました。家内に怒られるかとハラハラしていましたが、昔の恋人に巡り合えたようなもので許して貰えたのです。
ところが、供給が不安定なようで、いつもあるとは限らない。突然無くなって、ずっと入荷しない状態が続いています。
置いてあったスーパーに,再入荷するよう要望を出しているのですが…。
味はワサビ味とかハニーローステッド等何種類かありますが、絶対スモーク味。他は絶対浮気はしません。あるスーパーでビニールのパック入りを見つけてよく見ると、タイ製だったので買うのをやめた事があります。
それの評価はしませんが、やはりあの”カリッ”とはじけるような食感はカリフォルニアアーモンドだからこそだと思うのです。
お手頃な価格なら、ちょっとしたプレゼントに最適。絶対に喜んでもらえます。酒飲みならなおさらです。
頻繁に海外出張が続くと、なぜか社内に友達が増えるのです。一番変だったのが、他のテスト部門の知らない人。名前はおろか、顔も知りません。
どこで私の事を聞いたのか知りませんが、海外出張から帰る度にお土産をせがむのです。全く知らない人です。まぁ、誰もが入れる場所ではありませんから、社員なのは間違いありませんが…。
親しい友人にはちょっとした物は買ってプレゼントします、友人ですからね。
でも、その人は本当に知らないし、部署も違うのです。でも帰りが同じ時間になると、しつこくお土産をねだるのです。
次第に私も頭に来て「お前なんかに絶対あげないよ」という気持ちになりました。だって、全く知らないのだから。
結局何も渡しませんでした。
何度もTENGU JERKEYばかりで申し訳ないので、一度ポテトチップスを買って来た事もありました。値段は安くて軽い、検疫もないのは嬉しいのですが、かさばるんですよ。日勤と交代勤務で3袋。
何しろ米国人はポテチが大好きなのです。日本人も大好きですが桁違い。
スーパーの長~い(30m位)棚が上段から段下まで全部ポテチなのです。
何種類か買って一番美味しかったのがシンプルな塩味で、ピーナッツオイルで揚げたもの。
その為に大きなバッグを持って行って帰国前に購入、お土産にして持って行ったら、大ウケ&すこぶる評判が良かったのです。
ドイツのお土産は何を買って来たのか覚えていません。プリッツェルでも買ったのだろうか?それか当時は珍しかったHARIBOかも知れません。
特に美味しいお菓子はないので適当な物を買ったのでしょうね。
ちなみにHARIBOのような菓子を、ドイツ語でグミと言います。グミとはゴムの意味です。
お菓子は日本が一番おいしいと思います。チョコも本場はベルギーだけれど、甘さの程度、なめらかさ、豪勢なGODIVAより、日本のロッテのガーナの方がおいしい。フランスもそうだけれど、イギリスのチョコなんて砂糖が7割じゃないのという位甘い。だからあんなに太るんですね。
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