スタブロブックス

2020年4月21日設立。兵庫県加東市のひとり出版社です。社名の由来は陸上競技のスター…

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2020年4月21日設立。兵庫県加東市のひとり出版社です。社名の由来は陸上競技のスターティングブロック。「その一歩を後押しする本づくり」を大切にします。https://stablobooks.co.jp/

マガジン

  • 地域でつくる地元の本

    地域の人たちを巻き込み、一緒に本づくりをする「ジモトブックスシリーズ」の立ち上げに向けた試行錯誤の日々をつづっていきます。

  • ひとり出版社をつくることにしました。

    ひとり出版社を立ち上げるまでの経緯をつづっていきます。

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地域で本をつくる①「ジモトブックス創刊に向けて」

はじめまして。 兵庫県加東市という、人口4万人の小さなまちで活動しているひとり出版社、スタブロブックスの高橋と申します。 今から9年前の2014年に生まれ育った加東市にUターン移住し、2020年4月21日にスタブロブックス株式会社を立ち上げました。 出版社をつくった経緯は別のマガジンやPRタイムズで書いているのでご興味があればご覧ください。 地元で出版業をはじめて3年半。これまでにいろいろなタイプの本を6冊刊行してきましたが、そのあいだにもずっと温めてきた本づくりの企

    • 地域で本をつくる⑧「加東市を巡るツアー第二弾(昭和池と鴨川ダム)」

      地域のみんなで本をつくるとは、いったいどういうことなのか? どんな内容にすれば、地域の人たちだけでなく、地域外の人たちも楽しめる一冊に仕上げることができるのか? 発起人の私自身が悶々としながら「ジモトブックス」の企画を進めるなか、小学校時代の恩師のK先生が「まずは地域を巡ってみませんか?」と提案してくださった。 そこで実現した第一弾ツアーがこちら。 K先生の案内のもと、「河岸段丘(かがんだんきゅう)」と呼ばれる加東市ならではの階段状の地形を辿りながら、農地に水を引き入

      • 地域で本をつくる⑦「加東市の地形、水利を巡るツアー」

        加東市の特色って何だろう? ジモトブックスの企画を立ち上げ、創刊号(加東市版)の構想を練り始めてからずっと悩んできた根本的な問いだ。 この問いを、恩師のK先生にぶつけた際にいただいたのがつぎの言葉。 「加東市はね、何でもある地域であり、何にもない地域でもあるんです」 ??? どういうこと? と疑問符を頭に浮かべていると、K先生は語り始めた。 「加東市には山、川、平地の自然はもちろん、土地を潤す水利があります。先人たちの努力と犠牲でつくられた水利のおかげで田が実り、

        • 地域で本をつくる⑥「ジモトブックス、これまでの動きをまとめてみましたパート2」

          前回の投稿から少し時間が経ってしまいましたが、ジモトブックスの制作に関するプロセスを共有します! 今回は、ジモトブックス第1回目ミーティング(2023年10月27日)の開催後の動きについてまとめています。 ◎2023年10月30日 地元企業の経営者訪問 ジモトブックスの説明のため、以前取材でお世話になった加東市の経営者さんの元を訪ねた。訪問後のXへの投稿がこちら。 この投稿でも反省しているように、「地域のみんなでつくる地元の本」という本づくりのスタンスを強調するだけでは

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          地域で本をつくる⑤「ジモトブックス 第1回ミーティング開催!」

          2023年10月27日(金)の16時からみっちり2時間、地元加東市の社公民館で「ジモトブックス第1回ミーティング」をおこないました! 今回はそのレポートです。 ジモトブックス第1回ミーティングの参加者は11名。 K先生(元小学校の先生) 兵庫教育大学附属図書館Nさん 兵庫教育大学附属図書館Yさん 主婦でアーティストのMさん 社高校の2年生の皆さん(5名) 社高校のT先生 スタブロブックス高橋 自己紹介 まず自己紹介から。このnoteでは私が代弁。 ◎K先

          地域で本をつくる⑤「ジモトブックス 第1回ミーティング開催!」

          地域で本をつくる④「ジモトブックス、これまでの動きをまとめてみました」

          きょう2023年10月27日(金)の夕方からジモトブックス第1回目のミーティングをおこなうので、ジモトブックス構想を思いついてから今日までの動きをかんたんに振り返ってみました。 思った以上に動いていてびっくり…… ◎2021年5月15日 ジモトブックス 初登場 前のnoteでも触れたように「ジモトブックス」について公に発信したのがこのポスト。すました感じで投稿してるわ~ ◎2021年12月15日 ジモトブックス 自社本に記載 自社本『ローカルクリエーター』でジモトブ

          地域で本をつくる④「ジモトブックス、これまでの動きをまとめてみました」

          「場」のもつチカラ

          兵庫県加西市のギャラリー「Void」で開催中の高尾俊介さんの個展「息するコード」のトークイベントに行ってきた。 高尾俊介さん(https://twitter.com/takawo)はプログラムのコードでアートを生み出すジェネラティブアーティストであり、甲南女子大学でプログラミングを教える教育者でもある。ご出身は熊本で、現在は神戸に在住。 そんな高尾さんの作品の魅力を的確に表現する言葉を私はもたないけど、たとえば万華鏡のような鮮やかな色のうねりを見せる作品があれば、Webの

          「場」のもつチカラ

          地域で本をつくる③「そもそもジモトブックスって何?」

          ここまではジモトブックスの思いや経緯について、おもにお伝えしてきました。今回は、「そもそもジモトブックスって何?」をもっと掘り下げて書いてみたいと思います。 ジモトブックスをひと言でいうと? ジモトブックスを説明するために使っている言葉があります。 それは、 全国各地で、地域の特色ある地元本が主体的に生まれていくしくみ です。 いくつかポイントがあるので順に説明していきます。 ポイント①「全国各地で」 地元の兵庫県加東市で創刊号(一冊まるごと加東市特集)の準備を

          地域で本をつくる③「そもそもジモトブックスって何?」

          地域で本をつくる②「きっかけは、Uターン時の違和感」

          地域の人たちと本づくりチームを結成し、地元の本を一緒につくる――。 なぜこんな本づくりを思い描くようになったのか。 それは私が地元の兵庫県加東市にUターンした2014年頃にさかのぼります。用事で市内の施設に訪れた際、ふと見覚えのある雑誌に目が留まったのがすべてのきっかけでした。 そのとき見かけた雑誌とは、誰もが知る国内の旅行雑誌です。ところが、全国誌のはずなのに「加東市版」と銘打たれていることに気づきました。さらに有料の雑誌なのに「FREE」と記載されています。不思議に

          地域で本をつくる②「きっかけは、Uターン時の違和感」

          「あまがさき一箱古本市」に出店した理由

          2022年5月22日に開催された「あまがさき一箱古本市」に出版社スタブロブックスとして出店しました。 迷いながらの初出店でしたが、商いの原点に触れる貴重な経験を積ませていただきました。本をつくるメーカーとしてお客様とじかに向き合い、自社の本を紹介して買っていただき、手渡しでお代金を受け取る初めての機会だったからです。 さらに良い出会いもありました。 「古本市」というくらいなので、本を扱う商売をされている方が出店されているのかなと思っていましたが、実際には本業を別にもつ人

          「あまがさき一箱古本市」に出店した理由

          地方発本『ローカルクリエーター』(2021.12.15発売)

          はじめまして。兵庫県加東市のひとり出版社スタブロブックスと申します。 当社はブックライターや書籍編集者をしていた代表の私・高橋が地元の加東市にUターン移住し、コロナ禍の2020年4月21日に設立した〝ローカル出版社〟です。 2021年12月15日、そんな当社から地方発本『ローカルクリエーター』を発売しました。 このnoteでは、『ローカルクリエーター』の発刊の経緯や本書に込めた思いについて語ります。 生まれ育った地元に貢献したい、地方に住み働くことに魅力を感じる、自分

          地方発本『ローカルクリエーター』(2021.12.15発売)

          ひとり出版社をつくる㉓「統括編」

          突然コロナがやって来て、一度目の緊急事態宣言が発出された直後の2020年4月21日――。 兵庫県加東市という超田舎町でひとり出版社「スタブロブックス株式会社」を立ち上げました。その設立までの経緯をコツコツ書き連ねてきたのが当マガジン「ひとり出版社をつくることにしました。」です。 スタブロブックス代表の私・高橋は10年以上、ブックライター(著者に成り代わって一冊の本を書く仕事)をしていました。手がけた冊数はビジネス書を中心に70冊以上です。大阪市内を拠点に全国の都市部で長く

          ひとり出版社をつくる㉓「統括編」

          3冊目新刊『カンのメンテナンス』の制作の舞台裏

          2021年5月25日、スタブロブックス3冊目の新刊書籍を発売しました。 その名も……『カンのメンテナンス』。 中小企業経営者に向けたビジネス書ですが、一見すると自己啓発書のようなタイトルです。 なぜビジネス書なのに、「カンのメンテナンス」という一風変わったタイトルをつけたのか。 著者で中小企業診断士の冨松誠先生との出会いから、打ち合わせの内容、提案した企画の変遷まで、一連の制作プロセスを振り返りながら、このタイトルに行き着いた理由について語ってみたいと思います! 冨

          3冊目新刊『カンのメンテナンス』の制作の舞台裏

          ひとり出版社をつくる㉒「書籍流通~注文出荷制~」

          ひとり出版社をつくるシリーズ、当面お金の話で進めていくと宣言しておきながら、すみません、今回は趣向を変えてお送りします。当社2冊目の新刊書籍を問題なく発売できたので、書籍流通についての考え方についてすこしだけ述べたいと思います。 まず、昨日3月25日――。 出版社スタブロブックスの2冊目の新刊書籍、高橋惇さん著『一歩ふみだす勇気』の全国発売日を迎えました。 これから全国の書店で展開されていきます。書店で見かけた際には『一歩ふみだす勇気』を大きなジェスチャーで手に取ってい

          ひとり出版社をつくる㉒「書籍流通~注文出荷制~」

          ひとり出版社をつくる㉑「お金の話~初期投資~」

          ひとり出版社をつくるシリーズ、当面、お金の話で進めていきます。 今回は、「初期投資」の話。前回(ひとり出版社をつくる⑳「お金の話」)の流れからはちょっと逸脱しますが、この初期投資の考え方がいちばん大切だと思うのに書くのを忘れていたので、割り込ませます。 独立開業で気になる初期投資の存在「独立開業」を考え始めると、最初に気がかりになるのは「初期投資」だと思います。 たとえば飲食業を開業する場合は場所代に加えて厨房設備や什器などの設備投資費、仕入れ代などが重くのしかかります

          ひとり出版社をつくる㉑「お金の話~初期投資~」

          ひとり出版社をつくる⑳「お金の話」

          ひとり出版社をつくるシリーズ、またまた更新が滞ってしまいました。前回アップが11月20日なのでおよそ3か月……。ひとりで本づくりのぜんぶの工程を管理する大変さを味わいながらも、全責任が自分にある状態がなんとも心地よい、そんな慌ただしくも充実した日々です。 さて。 ひとり出版社をつくるシリーズ、当面はお金の話。 というのも、たまにお問い合わせをいただくのです。出版関係の方々から。とくに、ひとり出版社を立ちあげたいという方や、すでに設立の準備をしている方から。 やはりまず

          ひとり出版社をつくる⑳「お金の話」