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ゲイって自覚したけど、どうすればいいの?【社会人篇】

「あれ?もしかして自分って『ゲイ』かも?」
ゲイなら誰しも自覚をする瞬間を経験するもの。

アラフォーゲイの経験をもとに、ゲイとして自覚した時に何をすればよいかを書いていきます。
前回は学生篇を書きましたが、今回は社会人篇。
そんなに交友関係が広くない自分でも、社会人になってからゲイだと自覚したという人と出会うことは多かったです。
「最初はどうすればいいか分からなかった」という人もいたので、社会人で自覚した人に向けてどうすればいいのか書きます。
あくまでのアラフォーゲイの経験則によるものですので、参考程度に留めてもらえると嬉しいです。
学生の人たちは下記の記事に書いていますので、そちらを参考に。

ここからは大人の世界の内容を書いているので、学生の方は見ないことを推奨します。







〇悩んでいる暇があれば行動すべし!

社会人から自覚した人たちの話を聞くと、
「薄々気づいていたけど、なかなか認められなくて…」
「自覚したけど、どうすればいいのが悩んでた」
と戸惑っていたという人が多かったです。

それまではストレートとして生活しており、女性と付き合ってしたし、
やることもやっていたのだから、戸惑うことは当然だと思います。
ただ、その期間が年単位と結構長い人もいるので、すごくもったいない!
ゲイにもモテ期というものがあるのです。
やはり年齢が若いほど出会いの幅も広くなるし、機会にも恵まれます。
そこはストレートと同じです。
社会人になると経済的、時間的な自由はある程度効くため、早めに行動することを薦めます。
ゲイ活動だけに限った話ではないですが、何事も悩んでいるだけでは答えは出ないです。
行動してみてゲイではないと分かればそれでよし。いい人生経験ができたと考えましょう。
もしゲイだった場合、出会う方法も色々あります。どれが自分に合っていてどのようなスタイルがいいのかも経験してみなければわかりません。


〇どのように出会えばよいか〇

ゲイかも?と自覚したけど、ゲイの人と出会うにはどうすればいいの?
当然ですが、「自分ゲイです」とオープンにしている人はかなり稀です。
自分から探しに行かなければ見つかりません。
では、オープンにしていない相手とどのように出会えばいいのか。
自分の経験則を元に書いていきます。
※アラフォーなので古い部分もあると思いますが、ご容赦を。

〇SNSを活用する

恋人はもちろん友達やサークルもSNSでお手軽に探せる時代。
いきなりリアルで行動するのは難しい・怖いと思っている人は活用してみるといいです。
ストレートの時に活用していた人は抵抗なく使えると思います。

●マッチングアプリ

一番お手軽にできるのがコレ。
現在地から近くにどのくらいゲイがいるか分かります。
どんなマッチングアプリがいいかはどのような出会いを求めるかにもよると思うので、Google先生に聞いてみてください。
ただ、人口比に依存するので、東京や大阪など都市部は徒歩圏内にたくさんいますが、地方だと徒歩圏内にいない可能性もあります。
また、近くにいたとしても、誰でもいいわけではありません。
マッチングアプリなので、思っていた人と違うこともあります。
最悪トラブルになる可能性もあります。(最近はロマンス詐欺や勧誘目的の業者がいる場合もある)
無用なトラブルを避けるために下記のポイントである程度見極められます。
①プロフィール写真で顔出しをしている
※顔出しをしていない場合はその理由がプロフィール文に書かれているか。
②プロフィール写真が素人が撮った感がある。
※プロが撮ったようなきれいな写真は業者の可能性が高い。
③プロフィール文がきちんと書かれているか。
※登録している目的、趣味、仕事をしているか、休みはいつか等が書かれていない場合、いい出会いになる可能性低い
④メッセージのやりとりでキャッチボールができるか
※日本語が怪しいと業者の可能性高い。
※こちらから毎回聞くだけで話が発展しなければ、リアルであっても同じ。

●Twitter
自分は使ったことないですが、Twitterでも出会いができるようです。
プロフィールにGとか組合員とか書いていたりします。
ほとんどフォローは許可制ですので、出会い用のアカウントを作って、DMでフォローのお願いをしましょう。
マッチングアプリと同様、プロフィールは重要です。きちんと確認しましょう。もちろん自分のアカウントのプロフィールをきちんと書くのも大切です。

〇SNSでのやりとりは苦手。断然、リアル派!

マッチングアプリやSNSは苦手・怖い。直接相手の顔を見て会話をしたい。
そんな人はゲイが集まる場所に行きましょう。

●ゲイバー
よほどの田舎でなければ、市街地にあると思います。
ない場合は、近くであるところを探しましょう。
お店もHPやSNSをやっているでしょうから、Google先生が知っています。
いきなり、お客さん同士で話せない場合は、お店のママや店員と話してみましょう。
注意点としてはお店によってカラーが違うところ。
・カラオケ機器を導入しており、会話よりカラオケで盛り上がることが中心。
・店員さんもお客さんもオネエ語がバンバン飛び出す。
・カラオケはおいておらず、普通のバーみたいな雰囲気。
・定期的にイベントやショーなどを開催している。
・常連さんたちで内輪の雰囲気ができていて、新参がなかなか入りにくい。
・ストレートの人も入店可能な観光バー。
こればかりは行ってみないと合うか合わないか分かりません。
ネットでお店の評価もある程度調べられるので、調べるのも吉。
地方はどうしてもお店の多様性が少ないので、多様性を求めるのであれば、都市部に行きましょう。

●ゲイのサークルに参加
これも都市部がほとんどだと思います。
ゲイのサークルもあります。
スポーツ(テニス・バレー・バドミントン)、音楽(吹奏楽・コーラス)、
ボードゲーム、友達作りなど。
どれか引っかかるものがあれば、参加してみましょう。
ゲイバーが主催しているサークルもあるし、マッチングアプリの中で広告が出ていたり、TwitterなどのSNSに情報があります。

〇一度、二度の失敗であきらめないこと。

当たり前ですが、上の出会い方を実践したら、必ず何かに繋がるわけでないです。
・いいね!送ったのにマッチングしない!
・DMを送ったのに返事が返ってこない!
・勇気を出してゲイバー行ったのに、特に何もなかった!
・サークルに参加したのに、誰とも仲良くなれなかった!
こんなの誰にでもあるのとです。
トントンでうまくいく人もいますよ。
それにはそれなりの理由があります。(イケメンとか!体がいいとか!コミュ力高いとか!)
数をこなしていくしかないです。
SNSはそれこそ数打ちゃそのうち当たるです。
ゲイバーやサークルのリアル系は顔なじみになっていけば、どんどん距離も縮まります。
それでも繋がらない場合は、自分に改善するところがないか振り帰ってみましょう。
SNSなら、プロフィールを充実させる。プロフィール写真を工夫してみるなど。
リアルなら、服装や髪型、身だしなみを整えてみる。自分がしゃべっているだけになっていないか。相手の話を聞いていたり、興味を持ったりしているかなど。

〇マイノリティな世界であると自覚すること

出会い方の項目でも、「都市部、都市部」と書きましたが、地方でのゲイ活動はなかなか難しいです。
都市部と地方でゲイ人口の比率は大きな差があります。
そうなると、ゲイバーの数は少ないし、サークルを作るのも難しいでしょう。
ゲイというのはあくまでマイノリティです。マイノリティだからこそ各地から都市部に集中するのでしょう。
京都や大阪の人でさえも、東京ほど多様性はないと言う人もいます。
仕事や家族などよほどの事情がなくて離れられない理由がない限りは、都市部に出てきた方が可能性は広がります。

◯ひとつひとつの出会いを大切に

前項でも書いたとおり、ゲイはマイノリティです。星の数ほどいるわけではありません。
東京などの都市部ではたくさん出会うので、勘違いしてしまいますが、母数は決まっています。
自分と同じくらいの年代、趣味、気が合うなど考えるとさらに減っていきます。
ひとつのひとつの出会いを大切にしましょう。
よくあるのは、1回会って、その後連絡をしない。
この人とは気が合わないなという場合は仕方ないですが、また話してみたいなと思ったら、自分から連絡をしてみましょう。
返事がない。予定が分からないからまた連絡します。などが素っ気ない返事だったら、「向こうはイマイチだったんだな」と思って、次に切り替えましょう。
大事なのは次に繋げようとすることです。

最初に言ったようにタイムリミットはあります。
同性婚はありませんが、アラフォーくらいになると自分のライフスタイルが確立している人が増えてきます。
・パートナーを見つけて一緒に暮らしている人
・パートナーを持たず今の交流関係で充実している人
ライフスタイルが確立すると、あまり新しい出会いなどを求めたりしなくなる傾向になるように思えます。
まずは行動してみましょう。少しでも参考になれればうれしいです。


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