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Predawnの狂気(第1回The Velvet Undergroundまとめ)

Predawn紹介

Predawn、言わずと知れたもはや日本を代表するSSW。ある意味では小山田荘平を超えたと言っても過言ではない(もともと超えてる?)アーティストですよね。Predawn自身、中学で東京都中学校音楽創作コンクール優良賞を2年連続で受賞するなど音楽家としては順風満帆なキャリアを積んでいます。

圧倒的な透明感

そのPredawnですがどちらかというと優しい、美しいと捉えられがち。楽曲が物語りますからね。

実際ライブは透明感の塊。いや、風かな。所謂オーラで売るタイプのアーティストではなく、いつの間にかライブが始まり、涼やかな風と共に音楽が揺蕩い、心地の良い時間が流れていく。まるで天使か妖精が魔法をかけたように時間が透明になっていく。

以外な彼女の側面

ですがLIVEやYoutubeLive(定点P:満月及び新月の日の21:30~およそお1時間の放送)を聞くとわかるのですが、結構なロッカーなんですね。時間が透明になるライブと書かせていただきましたが、ある意味漂白されていく感じもあるんです。濃くはなくささやかだけれど意思があるのです。

実際僕は2019年のCraftRockCircuitを観に行った際、Predawnはショッピングビルの屋外で段差が一段だけ高いようなステージだったのですが一番前で観れました。もう話す距離で。そこで感じてしまったんです。特にアンコールの炭酸。細い体で懸命に何かを伝えようとしているのです。何かとは。日常にごろっと転がる切なさのようなもの。彼女はただのギターと歌がうまいミュージシャンではなく、れっきとしたアーティストでした。

他、2020年2月のコロナ自粛直前の池袋、明日館のライブ。コロナに対し、「鼻毛、何やってるんですかね。こういう時こそ鼻毛の出番ですよね。」と暗いムードを吹き飛ばし、なんかコロナと戦う姿勢。コロナに負けないという意思が前面に出たライブでした。

他、定点Pは毎回チェックが入るほどのかわいらしさ満点なのに毒があるトークを繰り広げています。これがまた楽しい。柔らかなのでどぎついことを言ってもかわいらしい。でも本人本気。たまらないです。(笑)

多様なジャンルを飲み込むPredawn

で、この定点Pは自分の曲ももちろんやるのですが好きなアーティストのカバーもたくさんやります。解りやすいところで言うとRadiohead。彼女の曲調からはつながらない、でも清水(=Predawn)ワールドにしてしまうところなどはたまらないの一言。この前同ライブのコメント欄に「Velvet Underground好きですか?」と問いかけたところ「大好きで過去カバーもしていますよ。」とのお返事。そこでやっとこ本題なのですがそう。彼女Alternativeなんですよ。曲調は抜きにして精神が。

The Velvet Underground、もうレジェンドですよね。第2回があるかわからないですが第1回と名付けたくなるほど語ることがいっぱい。ヴェルヴェッツの系譜は誕生から今現在(2021年11月6日現在)まで脈々と続いています。この偉大なるヴェルヴェッツの系譜を紐解くうえで欠かせないアーティスト、それがPredawn(清水美和子)なんです。

続く小山田荘平との蜜月

そりゃ稀代の女の子(男もですが)に大人気の歴史的アーティスト、小山田荘平もメロメロのなりますわ。

サイケデリック清水さん

ここで終わればいいんですけどね。余計なおせっかいを。清水さんと荘平君の幸せな生活を祈願してお二人が影響を受けているであろうThe Velvet UndergroundのSweet Janeという曲を思い出の曲として捧げます。

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キープサイレンスと言いこの画像と言い指輪が光りますね(^_-)

末永くお幸せに!

#思い出の曲

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