ストレスに対処する10の方法③―物事を先延ばしにしないために【こころのセルフケアBOOK】#ストレスマネジメント編
ストレスマネジメントとは、自分のストレスと上手に付き合っていくこと。
その第1歩は「ストレスによる自分自身の変化(ストレスサイン)に”気づく”こと」でした。
(詳しくはこちら)
「このままだと、ちょっと苦しくなりそうかも」と気づいたら、早めに、ケアしてあげましょう。
今日は「ストレスに対処する10の方法」のうち、対処法7「物事を先延ばししない」対処法8「リラクゼーション(呼吸法)」について、紹介します。
対処法7:先延ばしにしない
「ものごとを先延ばしにしないこと」
そんなことわかってるよ!!という声が聞こえてきそうですが、、、「先延ばし」という行為は、それ自体が大きなストレスとなります。
また、「先延ばし」という行為は、強化されやすい行動パターンであり、「やらなければならない」ことを先送りにしてしまう自分に自己嫌悪を募らせ、自尊心の低下にもつながっていきます。
ストレスの芽をつむためには、すぐにできることはさっと終わらせること。
後から面倒になる作業は、先に済ませてしまって、気持ちをすっきりさせることがおすすめです。
先延ばしにしないコツは、
完璧にやろうと思わない(まずは6割くらい出来ればOKと割り切る)
すぐにできない場合は、少しだけ着手してみる
などが挙げられます。
手軽にできて、効果的ですので、ぜひ試してみてください。
対処法8:リラクゼーション(呼吸法)を試す
リラクセーションとは、心身の緊張をゆるめることです。
自分にあったリラクセーション法を身につけましょう。
もっとも手軽な方法は呼吸を整えること。ストレスを感じたり、緊張したりすると、呼吸が浅くなりますので、深い呼吸を心がけてください。
ここでは簡単な呼吸法をご紹介します!
<ストレスを受け流すためのマインドフルな呼吸法>
椅子や床に座り、背筋をまっすぐに伸ばし、それ以外の部分はできるだけゆったりさせましょう。
1~2分間、体がいすや床と触れている部分に注意を向けます。
息を吸うとおなかが膨らむ、息を吐くとお腹がすっとへこんでいく呼吸の感覚に注意を向けます。呼吸をすることだけに意識を集中させ、雑念が浮かんできても気にせず、5~10分程度続けると効果的です。
リラクゼーション法のうち「呼吸法」は、自宅や職場など、どこでも短時間でできるので、おすすめです!
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(次回に続く)
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