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★キャンピングカー生活まであと172日★「おみこしを担いできた話」

あした何の日?

こんばんは。昨日は夏バテで体調がすぐれず、更新ができませんでした。
申し訳ありませんでした。

今回は先日、茨城県常総市の水海道という地域で行われた「水海道祇園祭」に参加してきたので、その日のレポートを書き残したいと思います。

参加の経緯

茨城県って、私にとっては縁もゆかりもない土地なんですよね笑。
しかしながら、以前からのお知り合いに地元・茨城でお祭り会に入っている方がおりまして「一緒にお神輿を担ぎませんか?」と募集されていたので、そのご縁で参加させていただくことに。

元より、来年からのキャンピングカー日本一周テーマも「日本の地域の良さを発掘する」であるので、地域ぐるみでの活動に参加させていただけることは私にとって願ってもないことでした。

お祭りに行く、ということだけでなく「自分がお神輿を担ぐ経験なんてなかなか無いだろう」とワクワクする気持ちで参加させていただきました。

私の地元ではお神輿があるような、由緒正しい祭りはなく、せいぜい町内会の盆踊り大会があるくらいでしたので、ある種の憧れのようなものがありました。

(今回の参加のために、上下ダボシャツと白足袋を購入したので、各地お祭りの参加依頼お待ちしております笑)


毎年、海の日の前に開催されているそうで、今年は前夜祭も含めて3日ある最終日に参加させていただきました。

スケジュール的には朝からお祭りはスタートみたいですが、私ともう一人の友人はお昼から合流することに。

この日は、今シーズンで最高気温を記録しているような猛暑日。
最高気温は37度。雲一つない快晴で、絶好すぎるお祭り日和でした。

開催地である水海道の小さな建物で早々に法被に着替え、神輿出発の時を待ちます。

その間に地元のお祭り会「榮町仲睦会」の皆さんにご挨拶をさせていただきました。
老若男女いろんな世代の方がいましたが、皆さん、よそ者の私たちにも暖かくご挨拶していただきました。
「この猛暑なので、無理はしないで、何かあったら近くの人に何でも言ってくださいね」など優しい雰囲気を感じました。

毎年、夏になると関東各地のお祭りに出張もしているそうですが、今回は仲睦会のホームである水海道での開催です。
逆に他の地域のお祭り会からの出張もあるそうで、知り合いの方はその方達への接待と運営で大忙し。

お神輿、出陣

13:30頃、いよいよ神輿を出発させるとのことで、お神輿の近くに向かいます。
大きさは縦6mぐらい、横と高さが1.5mぐらい。
左右中央に大人が30人ぐらい入って、担ぎます。

重さは分かりませんが、太い木材が何本も使われており、何百kgはあるんじゃないかという感じの雰囲気でした。

お神輿を担いで、そこから前へ進んでいきます。
合図はいつも「一本締め」で始まります(締めではないけど、一つの区切りとして皆で手を叩いた後に一気に担ぎます)。

棒頭の方が先導してくれ、「オウ!オラァ!」といかにも祭り男らしい、力ある掛け声をかけてくれます。それに合わせて歩みを進め、お神輿を揺らします。

肩で担いでいるのですが、お神輿が揺れた時の勢いでお神輿の木の棒が肩にぶつかり、痛いです笑。

進行のようす


お昼の部は13:30〜15:00で街の一部の区画を回るのですが、猛暑もあり、途中から抜ける人たちも出てきて、人数が足りずにお神輿がどんどん沈んでしまう場面もありました(この時、このままだと自分の体が潰れる〜〜って思いましたね汗)。

だけど何とか沿道に待機していた交代要員の人たちの支えで何とか持ち直したり。

流石の暑さ(+地元の人たちは2日目だったこともあり)で人員が足りない場面が多くありました。お神輿を担ぐのは想像以上に大変なんだな、と実感。

そして休憩前には一度お神輿を肩の上まで持ち上げて、拍手。さらにもう一度、一本締めで区切りをつけます。

途中、何箇所も町のお店や広場におみこし休憩スポットがあり、そこで会の人たちに麦茶やジュース、お煎餅など差し入れをいただきました。

本当に、本当に暑い日だったけど、麦茶を飲んで一休みすれば、元気が湧いて楽しく進むことができました。

途中の休憩でいただいたお煎餅。
お祭り会メンバーのお家で焼いているそう。
ふっくらお米の味わいを残した絶品。

お昼の部もラストスパートになると、みんなの声も大きくなってきました。
最後の最後はお神輿に女性が2人登ってフィナーレです。担ぐのも大変だけど、揺れるお神輿の上でバランスを取るのも一苦労だっただろうと思います。

ここから夜の部が始まるまで1時間半ほど休憩。
その間にテントのあるところでお酒やジュースを飲んだり、お菓子を食べて休憩し、体力をチャージします。

その間も仲睦会の方が飲み物を運んできてくださったり、お菓子を配ってくれたりしました。一応ゲストなんですが、祭りの素人である私たちに気を遣っていただいて、本当にありがたかったです。

会の中ではお父さんお母さんたちがお酒を飲みながら盛り上がっていました。
長く続く地域の交流って感じがしましたね。都会ではあまり見られない光景のような気がしました。ちなみにこの水海道祇園祭はもう何十年も昔から毎年やっているそうです。

おタバコは無法地帯。それだけ気になった。
でもみんな楽しそうでした。

そして夜の部、この時間になると屋台の出店も出てきており、いよいよ「夏祭り」という感じがしてきます。お客さんも多く出てきて、メインストリートは賑わってきました。

夏祭り!って感じの風情、すき

そして、お客さんをかき分けるようにしてお神輿が進みます。
夜になると仲睦会以外にも複数のお祭り会も出てきて、7、8ぐらいのお神輿が街を練り回ります。

屋台もお神輿が増えて、お祭りはどんどん盛り上がり、大きな交差点でお神輿を止め、向かい合って担ぐ「突き合わせ」が行われることに。この突き合わせからが今日の祭りのクライマックスだそうで、お客さんもこの交差点に集まってきました。

突き合わせの前に、これまた8台ほどの「山車(だし)」と呼ばれる動くステージのようなものが集結します。その上で女性や子供が中心となって和楽器を演奏したり、舞を踊ったり。和のハーモニーが会場に清涼感を与えてくれます。

そして、いよいよお神輿の突き合わせがスタート。
会の人たちのボルテージも最高潮、掛け声も参加人数もMAXです。

わっしょーい!

前の人が抜けたら前へ詰める。
その繰り返しでどんどん私もお神輿の前の方に進みます。

一番前まで着いたら、たくさんのお客さんたちがこちらを見て、拍手してくれたり写真を撮ってくれたり。
大変は大変なんだけど、その光景と「みんなで担いでいる」ことで楽しさが上回ってきました。

しばらくしたら、突き合わせの真ん中で吊り花火が一気に噴射されます。
その後、一度突き合わせが終了。

私はここでお神輿を抜けましたが、まだこの後ももう一度、街を一周し、突き合わせが行われました。(昼の部の時に足の筋を痛めてしまってたんです汗)

お祭りが終わった後、会の打ち上げがあったのですが、私たちは終電の関係で残念ながら先に帰ることに…。

滞在時間は半日ほどでしたが、自らが盛り上げる側の1人としてお神輿を担ぐという珍しい経験と、初めての土地で感じる活気を感じられた貴重な機会でした。

今後、地域を回る上で、いくつか反省点もあったので、より地域を知るためにしっかり交流できるようにしたいと思います。

今回お招き頂いた地元の倉持さん(左)と
友人で一緒に来てくれた田口さん(右)。
素敵なご縁をありがとう!

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楽しい予感のする方へ
from 「予感」by SUPER BEAVER

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