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★キャンピングカー生活まであと132日★「ライバル」

あした何の日?

こんにちは。
本日のテーマは「ライバル」です。
以前のテーマ「刺激」にの繋がるような内容かもしれません。

私が今回この記事を書こうと思った経緯は、とあるアニメを見ていて、ふと過去の自分を思い出したから。

それが「ハイキュー‼︎」です。
今や言わずと知れたバレーボール漫画ですが、最近になってまたちょこちょこ見ているアニメの一つです。

主人公高校の「烏野高校」をメインに県大会や全国大会で様々なライバル校と試合で闘っていくもの。
烏野高校のメンバーは勿論、ライバル校の選手1人1人の性格や背景なども細かく描かれており、知れば知るほどハマる作品だと思います。

その中で描かれる高校生の人間関係の一つに「ライバル」があります。
同じチーム同士、他校のライバル、監督同士や応援団まで。

ジャンプ作品やスポ根アニメほとんどに共通するところかもしれませんが「自分が負けたくない」って思える存在はとても尊いよなぁ...と自身の経験も重なって染み染み感じました。

ということで、本題。



私は今、ライバルと呼べる存在がいません。

基本的に「競い合う」ことが好きじゃない性格だと思っていました、ここ最近。
だけど今までの人生を振り返ると、ライバル的存在がいたから頑張れていたのだと思います。

小学生では学内で得意の短距離走で自分が勝てない存在が2人いて、その2人に勝ちたいと毎回リレーに出場していたし、学業面においても常に点数を意識する同級生がいました。

中高生になって、その意識は少し薄らぎますが、大学生になってからはライバル意識がどんどん強くなりました。

小学生から硬式テニスをやっていて、大学も硬式テニスサークルで活動していました。
練習もしっかりしているサークルで大会なども出場していました。

同級生で硬式テニスの経験者は私1人でしたが、卒業が近づくほど他のメンバーたちが追い上げてきて負ける試合も増えていきました。
そしてその中の1人が「今の自分のままじゃ勝てない」と思わせるような存在になって。

そこから彼は私が「倒したい」「負けたくない」相手になりました。

今思うと、彼の存在があったから私は大学時代、テニスというスポーツに人一倍夢中になれた気がしています。

社会人になって同期が1人、自分と同じく1年間色々な部署を回ってそれぞれ業務を経験していくことに。
やはり同時期に入社してずっと一緒の場所に働いていると、比較されることも多かった。

私と比べて彼は何でもそつなくこなすし、自分より職場内コミュ力が発揮できるタイプ。
対して私は入社直後の店舗研修では、ミス連発だし仕事も遅いし、社会人として意識した会話も苦手だったから社内の人とのコミュニケーションも最低限。

最初は男社会な体育会系の職場だったのも辛かった。

でも半年経って店舗研修が終わったときに蓋を開けてみれば、商品販売も接客も、私の方が結果が出ていた。それと今までの過程や姿勢も評価してくれたのが嬉しかった。

それまではずっと自分って劣ってるなと感じていたから、他人の目線で誉められたのがすごく嬉しかった。

卑屈になりすぎるとダメだけど「自分って劣ってるな」って考えて動くことって相当大事なんだろうなぁって今なら思います。

「負けるもんか」って思える環境、ライバル。

社会人2年目から本気で取り組んだビジネスもそうだった。

同じビジネスをしているのが30代以上の人が多い中、自分と同い年の子がみるみる成果を上げていた。

言葉にはしないけど、明らかに下に見られている。
私史上、珍しく結構怒りを感じてしまった件でもある。

自分からすればライバルだと思ってた。
けど向こうからすればライバルとすら思われていなかった。

「対等」を感じられるかどうかを重視する私にとっては、屈辱だった。

でまあ、なんやかんや話をしたら誤解は解けて。

そこからお互い認めるライバルになってからは自分の行動にも更に熱が入り始めた。




色々思い出してるうちに、やはり一人ではダメなんだと思った。

競い合うというのは見えないところで支え合っていることにもなるんだ。

自分一人では押し上げきれない自分の底を、グイグイ引っ張ってくれるのはライバルの存在だった。

ライバルの存在があるから、目の前のことに夢中になれた。

ライバルの存在があるから、結果にこだわれた。



自分でも本当に不思議だけど。

普段は「仲良く平等、平和主義の頑張らない人間」でやってる私も、
ライバルの存在を感じた瞬間に
「プライドと闘争本能で爆発的集中力をもった負けず嫌いな暴れ馬」に変貌する。

今、目の前のこと以外どうでもいい。
攻め100%スタイル。
この状態になれば、多少の苦悩は気にならない。

他人と比較をしたいわけじゃないけど、比較されるとカチンと来る。
恐らくそこでスイッチが入る。

反骨精神とは少し違う。
別に承認して欲しいからやってるわけじゃない。

ただ、倒したい。
その本能と重なり合った瞬間に頭が、体が、勝手に反応している。

「自分の100%を出しきる」って、意外と難しい。

自分以外の存在が、自分を脅かす存在がいて初めて、体が「100%を出しきろう」と戦闘モードに入るわけ。

本能を引き出さないと、本気にはなれないんだろう。

理性はリミッターだ。

ただシンプルな感情で動きたい。
余計なことは考えないで。

<<<あと133日>>>
俺がいれば お前は最強だ
by影山飛雄 from「ハイキュー!!」

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