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【グルメ】アキグミの実を食べてみた

先月、健康診断で血液検査を行ったのだが、LDLコレステロール値が200mg/dl(適正域:140mg/dl未満)近くなっており、高コレステロール血症と診断された。このまま生活習慣を改善しないと心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まってしまう。そこで、久々にジョギングを始めることにした。

実は今年の2月から8月の約半年間、体調不良が原因で自宅療養して過ごしていたので、外へ出てまともに運動をするのは1年ぶりとなる。

先月までの地獄のような猛暑もすっかりと過ぎ去り、私は秋の爽やかな風を受けつつ近所をジョギングすることにした。

暫くジョギングをしていると、道脇に生えている木に注目した。赤い小さな実が沢山実っている。もっと近づいて見てみることにした。

これは「アキグミ」と呼ばれるグミの仲間だ。

本来、グミの仲間は初夏に実を付けるのだがアキグミは名前の通り秋に実をつけるのだ。実は非常に小ぶりで可食部はかなり少ない。

私はアキグミを見たのは初めてなので、試しに実を試食してみた。

口に入れて噛んだ途端、グミ特有の渋味が口いっぱいに広がる。初夏に実を付けるナツグミにも渋みはあるが、甘味と酸味が渋味に勝っているため美味しく食べられる。

しかし、アキグミは非常に渋くて食べられたものではなかった。
秋は味覚の宝庫と言われているが、アキグミに限っては例外だ。

私は残ったアキグミの実を投げ捨ててジョギングを続けることにした。

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