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雑談⑦「技術革新のヒント」

SDGsでは以下の通り、科学技術の進歩による社会・環境の改善が望まれています。

科学技術イノベーション(STI)及びこれらへのアクセスに関する南北協力、南南協力及び地域的・国際的な三角協力を向上させる。また、国連レベルをはじめとする既存のメカニズム間の調整改善や、全世界的な技術促進メカニズムなどを通じて、相互に合意した条件において知識共有を進める。(ターゲット17.6)
2017 年までに、後発開発途上国のための技術バンク及び科学技術イノベーション能力構築メカニズムを完全運用させ、情報通信技術(ICT)をはじめとする実現技術の利用を強化する。(ターゲット17.8)

まずは言葉の意味から説明します。

用語)科学技術イノベーション
英語)science, technology and innovation
意味)世界的な新しい科学技術革新を利活用すること。STI。
例文)SDGs達成のための科学技術イノベーション(STI for SDGs)の推進への期待が高まる中、文部科学省は、自然科学から人文・社会科学にわたる全ての分野における研究を推進し、多様な研究開発機関・研究資金配分機関・大学等を所管するとともに、我が国の科学技術予算の主要な取組を担っていることから、STI for SDGs に係る政府全体の取組に積極的に参画し、主体的に貢献していくことが必要である。(出典:文部科学省)

つまり、科学技術も使途によってはSDGsに直接貢献するのです。


しかし、実際に、「よし、科学技術革新するぞ!」と意気込んでも、何から手を付ければよいのかは難しいでしょう。
そういった時に、ヒントになり得る参考サイトをお伝えします。
是非一度、のぞいてみてご自身の選択肢を今以上に広げて下さい。

STI for SDGs

用語説明でも登場したこのフレーズ。
以下サイトから色々と観れますので、一度ご覧あれ。


「SDGsの達成に向けた産学官NGO等の取組事例~科学技術・ビジネス・社会イノベーションによる共通価値の創造~」

以下URLには、「国立研究開発法人科学技術振興機構 STI for SDGsタスクチーム」が作成した事例が掲載されています。
具体的に記載されていますので、ぜひ読んでみて下さい。


開放特許

特許とは、特許権者、または出願人が情報を公開する代償として一定期間独占的な権利を与える制度です。 それに対し、特許権者、または出願人が第三者に対し、開放(ライセンス契約、譲渡等)する意思のある特許 をいいます。
開放特許情報データベースへの利用(ID、パスワードなし)は無料で利用いただけます。(登録も無料)ただし、開放特許情報データベースに登録されている開放特許を利用するには、該当する特許を所有している登録者と契約をする必要があります。(登録者と契約せず無断で利用することができません)

ということですので、とりあえず登録してみて、データベースをポチポチとサーフィンしてみましょう。
何に使えるか開発者本人でもわかっていないことを発見できる人もいるかもしれません。


最後に(問題提起2つ)

「こんなこともSDGsなの?」と思われた方が多いのではないでしょうか?
それもそのはずで、日本で「SDGs」の話が挙がると、大部分が「環境保護」や「脱炭素」の話題を取り上げているので、それがイコールSDGsだ、と理解するのも無理はありません。

ここで問題提起したいのは、以下2点です。
①情報発信者は責任ある行動をしてほしい
②情報受信者は情報に踊らされないよう、情報の正しさを部分的にでも実施してほしい

あまり、「これは正しい」とか「これは間違えている」などを言うとしんどくなってしまうかもしれません。
しかし、いくら何でもそれは違うよ。。。という内容も、残念ながら出回っており、それによってお金稼ぎできている人たちがいるのも事実です。
ことSDGsに関しては、自分で情報を見直すことをおススメするしかない現状です。

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