初めて歩く道には、誰かのストーリーが隠れている。
先日、第 277回 TOEIC Listening & Reading 公開テストを受けてきました。
今の自分の英語力が知りたかったのと、
(コロナの影響で)受験料が大幅に値上がりしてしまうので、
その前にとりあえず「記念受験」がしたくて。
試験会場は家の近くの大学になる場合が大半で、
これまでは知っている場所で受けることが多かったのですが、
私と同じ発想の人が多かったからなのか(受験者数がいつもよりも多かったから?なのか)、
今回は初めて訪れる、家から少し離れたホテルの会議室で受験することになりました。
いつもギリギリになってしまう自分の性格を知っていたので、
早め早めの行動を心掛けていました。
すると予定時刻よりもかなり早く着き、
建物内にも入ることができなかったため、
近くにあった公園をお散歩することに。
当日の朝は雨が降っていたので、水たまりがたくさんできていました。
(水溜りに映った世界を覗き込むと、まるでそこから異世界へワープできるのではないかと錯覚してしまいそうになることが今でもあります。)
水たまりに映った世界を覗き込みながら物思いに耽っていると、
試験開始の時間が近づいてきて、慌てて元来た道を引き返すことに。
バタバタしたくないから早めに家を出たのに、
結局いつも時間が無くなって焦ってしまうんです…
でも、試験を受ける前に自然の中を歩いてリフレッシュできたので、
少し早く家を出て公園内をお散歩できたことは、メンタルにもよかったかなと思います。
別に緊張していたわけではないのですが、一斉にたくさんの人が集まる場所に行くのって、それだけでなんだか疲れてしまうんですよね…。
TOEIC が終わった後は、徒歩10分以内にある雰囲気の良さそうなカフェに行こうと思っていたのですが、到着したらラストオーダーの時間を過ぎていて入れず…。
コロナの影響で営業時間が短縮されているお店も多いので、
今度から事前にお店の情報を調べないといけないな~と改めて感じました。
そのお店は次の楽しみに取っておくことにして、駅までは別のルートを辿りながら少し散策。
帰り道、自然と共生している自転車を見つけました。
もうずっと前から置き去りにされているようで、
持ち主はここに置いたことを忘れてしまったのだろうか、
なんて考えながら写真を撮り、前に回り込んで見てみると……
前輪には鍵がかかったままの状態。
鍵が付いているということは、
ここへ止めたときは帰って来るつもりでいたということ。
『どうして戻って来れなくなったんだろう…』とか、
『物にも気持ちがあるのなら、この自転車は持ち主が急に帰って来ないことをどんな風に思っているのかな』
『どれくらい待ち続けているのかな』とか
答えのない問いが頭の中に浮かんできては、
また新しい対象に意識が持っていかれる、
それを何度か繰り返すうちに、いつの間にかお馴染みの道に繋がって、
小さな冒険の終わりを少し名残惜しく感じながらも安堵するのです。
周囲に少し注意を払い、新しい発見とともに「歩く」という行動自体に集中できるから、やっぱり新しい道を歩くのは刺激的でおもしろい。
写真を撮るのが楽しいと感じるのも、
新しい景色を見たときの方が強い気がします。
(もちろん、何度も通ったことのある馴染みのある道でも、「今この瞬間を撮らなければ!」と感じることもあるのですが…)
なかなか遠くへは行けないけれど、
近くにある「まだ知らない何か」を見つけるために、
明日もまた、歩いたことのない道を探したいです。
~おまけ~
TOEIC の結果が返ってくるのはまだ先ですが、送られてくる結果を見るまでもなく、絶望的な点数をたたき出してしまった気がします…。あぁぁぁ…
自分の中で許せる範囲内の点数なら、またブログで TOEIC・英語学習関連の記事を書いていこうと思います。
過去の自分に負けてたらイヤだなぁ~(´;ω;`)
これから試験を受ける人、応援しています🚩
どうか実力が発揮されますように…!
よく読んでいただいている、英語関連のブログ記事☟
こちらの記事に載せているのは、ロンドンで撮影した特にお気に入りの写真たち。イギリスで撮った写真はまだまだたくさんあるので、今年中にできるだけ早くブログも更新したいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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