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おもしろい人の養成

やや趣向を変えてもう一本。廣淵升彦さんの『 頭にちょっと風穴を —洗練された日本人になるために』の中の言葉。

ハーバードやエールといったアメリカの一流大学では、「退屈でない人間」を養成することが最大の教育目標だと聞いている。話がおもしろく、ユーモアがあり、およそどんな話題にも乗っていける学生を作り出すことが、 大学の使命であり、学生もそうした人間になるように自分を磨いているというのだ。


ハーバードやエールの教育を、どこも目指すべきなのかどうか、という議論は一旦置いておいて。ここでいう「退屈でない人間」とは、きっと「編集力の高い人間」じゃないか?と私は考える。おもしろい、っていうのは、「絶妙に意外」ってことだとたぶん思うんだけど。パーツが少ないと組み合わせの幅は狭まる。過去の組み合わせ事例をよく知らないと、何が「絶妙に意外」か、わからない。

インプット、インプット、インプットの先に、前人未到のアウトプットがあるのだろう。

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