先生って、毎年「子ども離れ」しなきゃいけないじゃん・・・
私は子ども食堂で学習指導員をしています。
3月に大学を卒業し、4月には小学校の教員になるため、子ども食堂で勤めることができるのはあと1ヶ月もありません。
それにも関わらず、コロナウイルス感染拡大に伴って先月から閉鎖することになってしまったんです・・・。
あまりにも突然のことだったので、子どもたちとお別れするための心の準備ができていません。
話したいこと、伝えたいこと、教えたいことがまだまだたくさんありました・・・。何より・・・、自分本位な理由なのですが・・・、自分を慕ってくれていた子どもたちとお別れするのがすごく悲しいんです。あの子たちと接している自分は、私の中で大切なアイデンティティになっているみたいです。
「自分の一部に穴が空いた」
大袈裟ではなく、こんな気持ちになっています。
子どもたちは私がいなくなってもピンとしているでしょう。でも、私が「子ども離れ」できそうにないです。
そんなことを考えてたら・・・、ふと思ったんです。
「あれ、先生って毎年『子ども離れ』しなきゃいけないじゃん・・・」
そうですよね・・・。連続で同じ子どもを担任することがない限り、その子の成長を最前列で見れるのはたった一年です。
その度に今のようなアイデンティティの喪失感を味あわなくてはいけないっぽいですね。結構辛いです・・・。
そう思う一方で、
毎年新しい子どもたちと出会い、お別れする
ここに先生っていう職業の価値というか、尊さも感じます。
人生においてこんなにもにもたくさんの人と深く関わることのできる職業はあるでしょうか??きっとそう多くはないと思います。
これから私は何度も何度も「出会い」と「子ども離れ」を繰り返していきます。それは一見悲しいことに思えますが、きっと幸せなことなんでしょう。たくさんの子どもたちとの思い出がどんどん積み重なっていくってことですもんね!
だから、私自身が「子ども離れ」ができるよう、悔いを残さないために、子どもたちのためにできることを全力でできたらなって、改めて思います!
ここまで読んでくれてありがとうございました!!
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