「スキルセット」。学校現場でも応用できる考え方かもしれない。
今シーズンからNBAにハマっています。世界最高峰のプロバスケットボールリーグです。
初心者なので、知識をつけるためにYouTubeでNBAの解説動画を身漁ったりしています。
それらの動画の中で、「これ、スポーツ以外でも応用できるんじゃね??」と思った考え方があります。それが、スキルセットという考え方です。
スキルセットとは、その名の通り、その人の持っているスキルの組み合わせです。
例えば、「優れたディフェンススキル」、「確率の高い3p」というスキルセットを持つ選手がいたとします。
3pシュートというのは比較的体力を使いません。だから、そこで温存した体力をディフェンスに費やせるわけです。
このような相性のよいスキルをスキルセットとして持っている選手は、実力以上に重宝されることがあります。なぜなら、戦力としてチームに組み込みやすいからです。
逆に、実力は素晴らしくても、持っているスキル同士の相性が悪い選手は使い勝手が悪く、出番が制限されることも多いです。
だから、NBAの世界においてスキルセットは非常に重要なんです。
「このスキルセットという考え方、学校現場でも効果的じゃね??」
そう思ったのがこの記事を書きはじめたきっかけです。なぜ効果的だと思ったか。理由は2つあります。
✅学校マネジメントがやりやすくなる
✅教師として、どんな力をつけていけばよいか明確になる
の2つです。
詳しく説明します。
まず、1つ目の「学校マネジメントがやりやすくなる」について。
まず、各々の先生が「自分に何ができるか(スキル)」を書き出します。
「英語が話せる」、「子どもに好かれやすい」、「字が綺麗」
とかです。
そして、管理職の先生がそれらの「スキル」を参考に、相性のよい先生と組ませたり、最もそれらのスキルセットが活きるような人事を行っていくんです。
そうすれば、より効率的に、効果的に学校が経営されるのではないかなーって思ったりします。
まあ、既に同じようなことが行われているかもですが・・・!!
続いて、2つ目の「教師として、どんな力をつけていけばよいか明確になる」です。
どういうことか。例えば、私のスキルとして・・・
ざっとこんなものがあげられます。(自分で思ってるだけかもですが笑)
そして相性のよいスキルを集めて、スキルセットを作っていきます。
これ以外にもたくさんのスキルセットを作ることができると思いますが、とりあえずこの2つのスキルセットを作ってみました。
では、これが教師の力を向上させるのに、どのように役に立つのでしょうか??
説明していきたいと思います。
『子どもに寄り添いやすい』。このスキルセットを持つ私は、子どもにとって相談しやすい、話しやすい先生になれる可能性を秘めています。と、勝手に思ってます。
だから、私が教師としての力を伸ばすために獲得すべきスキルは
「話を聞くスキル」、
「子どもの興味・関心に自分も関心を持てるように努力するスキル」、
「教育相談のスキル」
「専門機関や地域の組織などと繋げるスキル」
などでしょうか??
つまり、自分の持っているスキルを把握し、それらをスキルセットして組み合わせてみることで、自分の教師としての強みを把握することができるんです。
あとは、その強みをさらに強化するにはどうすれば良いかを考えるだけです。
以上のことからスキルセットを考えることは、教師として、どんな力をつけていけばよいか明確にする上で効果的なのではないかと考えました。
スキルセットは教師としての自分の独自性につながってくると思います。
スキル単体で見れば、同じスキルを持っている人はたくさんいるでしょう。しかし、自分と同じスキルセットを持つ人は1人として存在しないのではないかと思います。
「チーム学校」が盛んに叫ばれ、教師にも独自性が求められている今の学校現場に、このスキルセットという考え方は非常に相性が良いのではないかと思います。
だから私は、常に「自分には何ができるか(スキル)」を把握し、それらを組み合わせて何が生み出せるのかを意識し、成長していけたらなって思います!
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!
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