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名古屋市、イベントや番組、プロモーションのプランナー、プロデューサー、ディレクター。 …

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名古屋市、イベントや番組、プロモーションのプランナー、プロデューサー、ディレクター。 音楽、映画、動画、執筆、写真を作ったり書いて、それが仕事だったり趣味だったり。 noteを使ってなにしよう?を考えながら、とりあえず創作した文章を投稿していこうと思います。

マガジン

  • 足立剛 考え方 教室

  • Podcast

  • 7days_Female@mail

  • ネクタイ(ショートショートシリーズ)

    「ネクタイ」がキーとなるショートストーリー集です。

  • Blue Book 計画2020

    宇宙のことを、浅い知識と受け売りを武器に、想像力と空想力も駆使しながら掘り下げていくシリーズです。掘り下げるっても知れてるけど。

最近の記事

再生

足立 剛 考え方 教室(説明)2021年12月18日(土)<ライブ配信を録画したものです>

ポッドキャスター、ポッドキャストのプランナー・プロデューサー・ディレクターで、各種番組とイベントと広報宣伝の企画制作演出運営を手がける 足立 剛が、ノウハウと経験と直観で指南する「考え方」のオンライン教室を、2022年1月から開催します。 「話し方」「聴き方」も「考え方」でうまくなります。 これはその告知と内容説明の配信です。(その録画です。) このライブ配信のあと、ポッドキャストで配信の感想を話しました。 https://www.podpage.com/asf-pod-radio-sv/youtube/

    • A'sf -Pod- Radio

      音声コンテンツのプラットフォーム「himalaya」のオーディオ・プレイヤーを貼ってみるテスト。 説明しよう。 A'sf -Pod- Radio(エアーズ・ファクトリー・ポッド・レイディオ)とは、僕が2005年7月7日から配信しているポッドキャスト・プログラムである。 ​

      • 真夜中過ぎのタイトルマッチ(仮題)

        「それじゃあ、お疲れさまでした。」 「今日はどうもありがとうございました。」 「いや、こちらこそ。久しぶりに楽しい飲み会でしたね。」  僕らは居酒屋の前で、そんなやりとりや軽い冗談を言い合って三々五々散った。  かつて一緒に仕事をした仲間達が、久しぶりにみんなで集まって飲もうということになり、電話とファックス、メールでお互いのスケジュールを調整しあって、やっと全員が集まることができたのだった。  相変わらず皆多忙であり、従って集まる日を今日と決めたのは半分以上強引なものであ

        • 7days_Female@mail という連載小説を

          2001年の11月から2002年の2月にかけて書いた連載小説「7days_Female@mail」を、再編集してここで公開しようかと思ってます。 8月になってまとまった時間がとれたらね。

        足立 剛 考え方 教室(説明)2021年12月18日(土)<ライブ配信を録画したものです>

        再生

        マガジン

        • 足立剛 考え方 教室
          1本
        • Podcast
          1本
        • 7days_Female@mail
          1本
        • ネクタイ(ショートショートシリーズ)
          7本
        • Blue Book 計画2020
          3本

        記事

          企画会議

           ストーリーは突然始まる。  なんか、一昔前のドラマ主題歌のタイトルみたいな書き出しだな。  別にドラマ性があるかないかは別として、物語の発端は、日常の中に散らばっていて、それを拾って、並べただけでも、ちょっとした物語ができあがる。ただ起承転結の組み立て方や、言葉選びを工夫したり、ほどよくスパイスをブレンドしたりすると、なんとなく面白いものになるわけなんだけど、この「面白くする」というところがミソな訳で、僕は最近、いや、今更かもしれないけれど、この「面白い」というのは、受

          企画会議

          新聞紙で月へ行こう

          「おうち時間」を持て余しているご同輩に、ご家庭で簡単にできる宇宙旅行をお教えしたい。 *準備するもの  新聞紙  1枚 こんな壮大な計画を、こんなところで、しかも無料で公開してしまってよいものかとはじめは躊躇したが、ここは Stay Home 週間に何か協力したいと考え、思い切ってばばーんと。 あ、新聞紙で紙飛行機を作るとか言い出すんだろうって思わなかったか?
 そんなチンケな話ではない。 もっと壮大な実験なのだ。 では、この新聞紙で何をするかを各自実験の前に説明し

          新聞紙で月へ行こう

          「宇宙ってなんだろう」

          「宇宙」とひとことで言っても、専門、非専門を問わず実に様々な捉え方と解釈の仕方がある。
それこそ占星術的なものから、哲学、宗教、さらに一般生活者にはほとんど理解不可能な難解な分野まで、極論的には思考力を持つ生命の存在数だけ宇宙に関する何かしらのテーマがあるのではない
だろうか。
究極的にはバクテリアや細菌、そして原子レベルに至るまで、その数ぶんの宇宙観が存在するのかもしれない。
 古代の人々の宇宙観は、まさに神との関係の上に成り立っていた。 様々な文献や専門誌に 度々取り上げ

          「宇宙ってなんだろう」

          Blue Book 計画 2020

          〜目的〜地球から太陽までは1億5000万km離れている。 仮にこれを1mとすると、月までは2.6mm。 太陽系の半径は60億kmだそうだから、約40mということになる。 たったこれっぽちなんだ。 だって、太陽系とアンドロメダ銀河までの距離は230万光年。これだって全宇宙規模から見れば 約6500分の1に過ぎない。 では、この宇宙に地球外知的生命体が存在する可能性はどれくらいのものだろう。 生物学上重要な 炭素、窒素、酸素、水素は宇宙では極めてありふれた元素らしい。もし地

          Blue Book 計画 2020

          練習問題

          ◆ 次の状況を想像して設問に答えなさい ◆ <条件:あなたは[僕]です。(女性の場合は男性の立場で答えなさい)>  年に2~3回会って酒を飲むという、いわゆる異性の飲み友達(つまり女性)と半年振りに会うことになった。彼女も仕事を持っていて結構忙しい立場だから、約束はいつも週末になる。  でも僕の方は週末が仕事のことも多いから、お互いのスケジュールを合わせるのはいつも1ヶ月くらい前から調整が必要になる。今回は彼女の方から連絡が来て、とにかく半年振りに会う約束をした。  

          練習問題

          花束の代わりに

           革靴の中、つま先のところのほんの少しの隙間がやけに冷たく感じて、氷につま先を押し付けて歩いているような、とにかく寒さが足元から上がってくる夜だ。  いつもより少し早く仕事を片付けた僕はコートの襟を立ててバス停へと歩いた。  今夜はこれから酒を飲むから、クルマは置いてきた。  ああ、こんなに寒くなるなんて。春遠からじという表現を反語として使うしゃれた言い回しはないものかと思った。  木曜日の夜の7時、クルマの量が今日は少なく感じる。 最近、小奇麗に施工し直されたバス停には他に

          花束の代わりに

          40-40(デュース)

          *これには前半があります。まずはそちらからどうぞ*  クルマのトランクには、常にテニスラケットが入っている。  数年前まではゴルフクラブのセットと靴が入っていたのだけど、なんか急にカッコ悪く思えてしまって、今では滅多に積まれることはない。  スポーツセットと呼んでいる使いなれたデイパックの中には、Tシャツとハーフパンツとソックスとタオルが入っている。いつもジムに行くときに持っていくセットだ。これと、お気に入りの黒のナイキシューズを持って、日曜日の夕方に出かけた。 「日曜の

          40-40(デュース)

          15-15(フィフティーン オール)

           夜の繁華街、メインストリートに面したこの8階の建物のテナントはすべて飲食店で占められている。いわゆるスナックやバー、メンバーサロン、割烹などであり、火曜の夜とはいえ、どこもまあまあの客入りに見えた。  景気が少し上向きだというのも単なる“まやかし”ではないかもしれない。  僕らは先ほどから、この建物の5階にある店で酒を飲んでいる。夜の10時過ぎに仕事を切り上げて、部下を一人従えてオフィスを出た。  部下は僕より8つ年下で、今週末に企画のプレゼンテーションを控えて連日企画書

          15-15(フィフティーン オール)

          卒業式の在校生(仮題)

           木造の講堂から聞こえてくる楽器の音が気になって気になって仕方なくなったのはいつからだろう。放課後校庭でサッカーの練習をしているときも、夏休みのプールの時も気になって、気になって。  ピアノ、アコーディオン、ピアニカ、木琴、鉄琴、ティンパニー、シンバル、それから大太鼓、小太鼓、オルガン、チェロ、コントラバス、とにかく、いろんな楽器が一緒に同じ曲を何度も何度も繰り返して演奏している。  3年生のときから同じクラスのレンコンと鳥居が器楽部に入っているって言ってたし、夏休みも毎日

          卒業式の在校生(仮題)