メンタルヘルスと私

先日、受講している講座の中で、5年後のビジョンを語る際、「メンタルヘルス業界と連携する」と宣言をしました。

私は、21歳の頃からずっと、12年以上、精神科・心療内科に通院していて、うつ病や不安障害ではなく、双極性障害という、正しい診断をもらうまでに5年、自分に合った(当時の)新薬に出会うまでに7年掛かり、

ここ2年くらいで漸く薬を減らせる段階にはなってきましたが、今も、最低限のお薬はないとおそらく一般的な社会生活は送れません。

自分にとっては、精神科・心療内科に通院して、お薬を飲むということは当たり前になっていますが、

先日、インフルエンサーのゆうこすさんが、精神科通院を公表した後のYouTubeを観て、まだまだ通院にはハードルがあることを知り、自分にも何かできることがないかと考えるようになりました。

私は元々、高校生の頃に初めて鬱症状になったことをきっかけに、心理学に関心を持ち、

臨床心理士になることを目指して、日本で二番目くらいの大学に、一年浪人して入学しました。

でも、いざ入学した後の私は、大好きな吹奏楽の練習に明け暮れ、授業はサボってばかり。
勿論、単位も足りずに、心理学専攻の道を諦めました。

その後、学歴とは何の関係もない、ジュエリー業界で、10年間正社員として働き、

優秀な同期や、努力家の後輩のように、心理職に就く十分な知識も資格もない私には、メンタルヘルスに携わる資格はないのだと思い込んできました。

でも、ゆうこすさんのYouTubeを観て気付いたんです。

有資格者ではなく、患者の立場だからこそ、伝えられることがある、と。

勿論、治療や投薬はきちんとお医者様や専門職の方に行っていただくのがベストだと思っています。

でも、
・通院という一歩に踏み出せない
・メンタルヘルスを自分事として受け止められない

そんな方の、背中をそっと押すお手伝いはできるのではないかと考えたのです。

まだまだ、今の自分には何ができるか分からないけれど、まずはこうして、自分の想いを発信することから、一歩を踏み出していこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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