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【BRAIN DRIVEN】クリエイティビティは後天的に鍛えることができる!

今回は『BRAIN DRIVEN』のクリエイティビティのテーマを紹介していきたいと思います。

『BRAIN DRIVEN』は3つのテーマに書かれており、モチベーションとストレスのテーマについても書いていますのでよろしければこちらもどうぞ!


このテーマは読んでいて一番謎でつかみどころがない部分だなと思いました。
クリエイティブは人間に備わっている唯一のもので、機械や他の動物には真似できませんよね。
今後人工知能が発展し、従来人が行っていたことが置き換わるでしょうが、クリエイティブな能力は一生人間が担当する分野なので今後より一層大切になってくると考えています。

今回は謎がとても多い『BRAIN DRIVEN』のクリエイティブというテーマを紹介していきます!

クリエイティブは捉えどころがない

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『クリエイティブ』と一口に言ってもその捉え方は人それぞれだと思います。
非常に曖昧で広い範囲で何か新しいものを生み出すのが『クリエイティブ』というのが一般的な意味になりますが明確な答えが難しいのです。
脳の仕組み的にも『クリエイティブ』を説明することは非常に難しく、脳のあらゆる機能を総動員することでクリエイティブさが発揮されるらしいです。


本書では、「クリエイティブを育むためのマジックはない」と解説されています。


大切なのはいかにクリエイティブ脳を活用し続けるか、脳の創造プロセスを活用し続けるか、それらを継続できるかが重要。
自分で創造したものがたとえ他人から低評価を受けたとしても辞めないことが大切。

自分が生み出したものが他者から見てれば低評価だとしてもいかに受け流すことができるかですね。
他人の評価を真摯に受け止めることも大切ですが、やりすぎると創造性が失われてしまいます。
また、他人の評価を気にした作品はいわば他人に媚びた作品でしかありません。
自分のクリエイティビティを発揮するには他人の意見をスルーすることも大切ですが、自分が良いだけの作品を作ることは自分勝手な作品を生み出すことになるため他人からの評価を受けにくいです。
これがとても難しいところです。
良いコンテンツというのは他者にとって良いと思ってもらえるものです。
他者からの評価を全く気にしない作品は自己満足にしかなりませんね。


この章の最後に本書を読んでいて
とても素敵なフレーズがありましたので紹介します。

創造とは、
『周りの評価に関わらず本人にとって新しく価値ある情報や刺激を脳内で生み出すプロセスで、その能力をクリエイティビティ』
と呼ぶ。

創造した本人が価値ある新しい物を生み出したのであればクリエイティブさを発揮したと言えるでしょう。
さぁ、あなたも自分で価値があると思ったものをnoteで発信していきましょう!

クリエイティビティを発揮する大前提とは?

クリエイティビティを発揮する上での大前提となることを紹介します。

①心理的安全状態を作る
心理的安全状態を作らないとあなたのクリエイティビティを発揮することは難しいでしょう。
例えば過度なストレスがかかった状態ですね。
過度なストレスはあなたの脳を圧迫し脳機能を低下させてしまいます。
適度なストレスがかかった状態またはリラックスした状態を作ることであなたのクリエイティブさを発揮することができるでしょう。

②クリエイティビティは後天的に育まれる
クリエイティブな力は先天的とよく言われますが、実は後天的に鍛えることができます。
天才的な画家や歌手、ライターなどクリエイティブを発揮する必要がある人たちにもあなたが努力すればなれることでしょう。
クリエイティブさは具体的にこれをやれば必ず育まれるというわけではない捉えどころのないスキル。
後述するクリエイティビティを高めるヒントで少しでも参考にしていただければと思います。

クリエイティビティを高める7つのヒント

ここではクリエイティビティを高めるための7つのヒントを紹介します。

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①ぼーっとする時間を作る
頭の中を空っぽにするぼーっとする時間を作ることであなたのクリエイティブさを高めることができます。
考えても考えても名案が浮かばない、面白いアイディアが生まれない、クリエイティビティが発揮されないと感じたら頭をぼーっとする時間を意識的に作ってみましょう!
何かを考えて考えて考え尽くした後にぼーっとすることは、クリエイティビティにとっては非常に重要な時間となります。

②普段の何気ない単純作業を味方にする
シャワーを浴びている時や皿を洗っている時や車を運転している時にアイディアが浮かぶ可能性があります。
普段何気ない単純作業に目を向けてみることで思いもよらぬアイディアが生まれる可能性があります。

③普段やらないことをやってみる
例えば週1回のサウナ、ジム、習い事など普段やらないことをやるということは普段使う脳とは別の脳を使っていることが明らかになっています。
普段使わない脳機能を使うことでクリエイティブさを高める効果に期待がもてます。

④自分から雑談をしてみる
あなたがいきなり仕事の話をするのではなく、『アイスブレイク』も兼ねて雑談をしてみましょう。
自分が過去に経験したことやこれから~をしたいと具体的に相手に話してみましょう。話すことで表現力が高まり、新たな発見が見つかる可能性があります。

⑤物事に新しさを見出す
普段何気なく見ている物や人に注意を向けてみましょう。新しい要素が存在する可能性があります。
自分から能動的に新しいことを見出すことはクリエイティビティを鍛える練習になります。

⑥分からないことを楽しむ
自分が分からないことを楽しむことであなたのクリエイティビティを高める可能性があります。
『分からないからやらない』ではなく、どうやったら分かるようになるのか、分からないならば分からないなりに理解しようとすることで脳機能を育むことができるでしょう。

⑦あなたの感覚に意識を向ける
あなたが感じた感覚や意識に注意を向けましょう。
創作活動においてあなたの感情を認知する機能が働いている可能性が高い。
ですので普段から自分は何に感動するのか、感情が動くのか、ここで自分はどう思ったかなど自分の内側を観察する癖をつけましょう!
自分の感覚や感情を認知することはクリエイティブさを育む手助けとなる可能性が非常に高いと言えますね。

※最後に

今回は『BRAIN DRIVEN』のクリエイティビティのテーマについて執筆してきました。

このお話の要約

・クリエイティビティは曖昧で捉えどころがないもの

・クリエイティビティを育む明確なものはない

・たとえ他者から低い評価を受けたとしても自分が創造することを辞めなければクリエイティビティは磨かれていく

・他者からの評価を完全に無視したものは自己満足になりがちなので、完全に無視することはできない

・クリエイティビティを発揮する2つの大前提
①心理的安全状態を作る
過度なストレスを抱えているとあなたのクリエイティビティは発揮されづらい。
②クリエイティビティは後天的に育まれる
クリエイティビティは先天的なものと思われがちだが、実は後天的に育むことができる。
有名な画家や歌手やライターは生まれつき凄いのではなく、後天的にスキルを身に付けた可能性があるためあなたも努力次第でなるチャンスがある。

・クリエイティビティを高める7つのヒント

①ぼーっとする時間を作る
②普段の単純作業を味方にする
③普段やらないことをやってみる
④自分から雑談をしてみる
⑤物事に新しさを見出す
⑥分からないことを楽しむ
⑦あなたの感覚に意識を向ける

以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました!


※余談

ピアニストが同じピアノを弾いていても、
決められた曲を決められた通りに弾いている時と何らかのクリエイティブな操作をしている時では使われている脳の部位が違う。

本書では上記のような文章があったのですが、正にその通りだなと思いました。
私は吹奏楽部だったのでよくわかります。
例えば新しい曲を吹く際に最初は譜面通りに吹くのでそれ以外のことに注意が向きません。
ですが、何度も練習している内に譜面を見なくても吹けるようになるため意識することが譜面通り吹くから感情を込めて吹くに変わります
感情をつけながら吹いたり、ビブラートを入れたりすることができるになれば深みや味わい、感動を生むことができるのです。

前者と後者では違うことを考えているため脳も別の部分が働いているのかなぁと個人的に思いました。


いつも読んでいただき ありがとうございます



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