見出し画像

日本は二季になった。ファッションの話。

日本は二季になったと思う。夏と冬。
なぜなら、ロンティー1枚で過ごせる季節がなくなったから。春は暑いし秋は寒い。今(2020/10/11)でさえ僕は中綿入りのアウターを着ている。着る機会が極端に減った。例年の気温のデータは調べていないがそう感じる。

それによってファッション業界も変わってくると思う。ロンTや長袖ポロシャツなど、春秋物は減る。確実に。
となると、アウターとTシャツが必然的に着る機会が増えることになるのだが、問題は値段。Tシャツは似たり寄ったりだからそんなに差異はないだろう。アウターは値段を下げてくると思う。いい所だとただでさえハイプライスなのに、もう少しあげるなんて暴挙はしないだろう。 

値段は下げる。そうすることによって起こるブランドの困り事はコスト。COMME des GARÇONSやyohji yamamotoはブランドという肩書きはあるが、実際のコストはかなり低いだろう。その、"ブランド"を汚さずにどうコストを下げるか見ものだ。あれ以上に縫製を悪くするのは困る。特にヨウジさん。
ユニクロやZARAなんかは、元々上手い商売(コストが1番見合ってる)をしているから、特に値段を下げるような事はしないだろう。
受注先を変えるのか、人件削減するか。

生産が増えるのはパーカーとスウェットだ。起毛で季節を変えることもできるし、製作コストもそんなに高くない。恐らくだが増える。
これからのファッションはスウェットとパーカーのデザイン性が勝負だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?