見出し画像

未だ見ぬ明日へ

誘惑の水上都市
その代替が僕の心の中にひっそりとあってくれたら
美しさにたっぷりと浸ることができるのに

影で満たされた路地をひとり 夜
闇の背景に透き通る バイオリンの音色 
水路の向こう側 虹状の橋を渡って
翡翠色に融けた 柔らかな魂の粒

心の在り方を 描くように
気の向くまま さらされるまま

散歩中のあの気ままな猫は
昼も夜も彼自身なんだ
僕は僕のちっぽけさを
猫を前に笑った
朝焼けで色づき始めた
未だ見ぬ明日が始まる都市で

サポートいただきましたお金は、主催勉強会(プログラミング)を盛り上げるために活用させていただきます^^