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運動脳を読んで

話題の本である「運動脳」を先週購入し、読了しました。

運動と脳の働きの結びつきについて書かれてあるんだろうなと読み始めてみたらその予想通りだったのですが、予想をはるかに上回る内容がこの本には記されていました。

やはり本から得る情報というのはTVのニュースとは違って忖度なしの真実性があるもので、この本もまさしくそれでした。

なぜなら、運動することによって人によっては薬いらずの生活になりかねないからです!

それはどうしてなのか、ネタバレしすぎない程度に説明していきたいと思います。

運動は最高の抗ストレス薬

人はストレスを感じるとコルチゾールというホルモンを副腎という部位から分泌します。

このコルチゾールが運動を定期的に行っている人は出にくいというのがある実験で分かっています。

本来ストレスは物事に集中する作用があったりと悪いことばかりではないのですが、ストレスが過剰になりすぎてしまうと心拍数が上昇し、パニック状態にもなりかねません。

このことからストレスを感じやすい方は精神鎮静作用のある薬を服用する前に運動をしてみることをおすすめします。

運動は集中力を高める

先ほどのストレスとはまた別で集中力を高めてくれる物質が脳内に存在します。

それは「ドーパミン」です。

ドーパミンが放出され、受容体と結合すると周りの雑音などが気にならなくなり、一つのことに集中することができるようになる作用があります。

このドーパミンも運動後に放出される物質の一つです。

運動は記憶力を高める

記憶力をつかさどる脳の部位といえば「海馬」ですが普通の生活をしているだけでも25歳から年々委縮し始めてしまいます。

ですが、運動することによって海馬だけでなく脳全体の細胞が増えるということが分かったそうです。

さらに、運動をしながら単語などを暗記すると、座って暗記するよりはるかに覚えることができます!

これはもう試してみるしかありませんね!

さいごに

かなりざっくりと本の内容について説明していきました。

このそれぞれの効果がどうやって得られるのか、実際に実験してみてどう改善したのかが詳しく乗っていますので興味のある方は一度読んでみてください!

私はこの本を読んでより運動をしたくなりました!

では、また(^_^)/

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