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【株式投資の小学校】②株式投資のやり方

皆さん、ボンジュール!投資家Cuberです。

【株式投資の小学校】ということで、今日は株式投資のやり方について説明したいと思います。
以前の記事では、株式投資の概要、特になぜ投資をしないといけないのか、説明しました。
今日は、実際の株式投資のやり方について、紹介したいと思います。

①投資のためのお金を用意する

そもそも、お金がないと、投資できませんので、投資用のためのお金を用意する必要があります。
基本的には、投資できるお金は、貯金したお金です。
貯金できるお金は、基本的には、収入から生活費を引いた金額になります。
投資するお金、つまり貯金するお金を大きくしたい場合は、収入を増やすのか、生活費を減らすのか、この2択しかありません。
ただ、生活費を減らす方が簡単なので、一先ずこちらから工夫して頂きたいと思います。

目安としては、毎月貯金するお金は収入の25%以上だと良いです。
なう、収入は給料そのものではなくて、税金・年金・保険等を支払ってから、手取りとして残っているお金は収入と言います。

収入から使うお金の理想な構成としては:住居費は25%、住居費以外の出費は50%、貯金は25%。
この構成は、初めての方には、一番よいかと思います。

万が一何か起こった場合の備えとして、6カ月間から1年間程度の生活費を貯金できれば、基本的にはこれから貯めるお金はすべて投資に回します。
それはなぜかというと、「緊急用の貯金」ができたあと、しばらくの間お金を貯めることが無駄になるからです。
多くの現金を持ったとしても、お金が増えませんので、その緊急用の貯金ができたら、毎月コツことと投資していきます。

②どんな投資スタイルがいい?

では、緊急用の貯金を用意できた後に、基本的には貯めるお金を全て投資に回します。
まず、証券口座にお金を入金する必要があります。

証券口座の開設方法と入金の仕方について、次の記事で紹介しますので、ご参考にしていただければと思います。

では、証券口座にお金が入ったら、実際に投資することが可能になりますが、そもそも何に投資するのでしょうか?
また、どんな投資スタイルで投資するのでしょうか?

短期投資と長期投資がありますが、初心者の方はまず長期投資から始めて頂きたいと思います。

短期投資は、数日間から数か月間の投資、短期間で利益を狙う投資スタイルです。
主に個別株式を分析して、売買のタイミングを計ろうとしますが、中々確実に利益を出すのは難しい
一気に大きな利益を得ることもあれば、急にお金がなくなる可能性もあります。
なので、まだ投資に関しては、あまり知識のない方は、この短期投資をさけていただければと思います。

一方、長期投資は、5年間、10年間、またそれ以上の期間の投資スタイルです。
こちらでは、あまり個別株式ではなくて、ETFを売買することが多いです。
ETFは株式として購入できる投資信託のことです。
投資信託は、ある指数(インデックス)の動きに連動しているものです。
皆さんのご存じの指数は、日経平均株価やTOPIX、NYダウやS&P500があります。
これらの指数は、長期間で見れば、基本的には上がります。
例えば、アメリカのS&P500は、1980年から20年間、配当金を再投資した場合は、年間8%の金利がありました。

S&P500_1980~2020_年間利益

また、ETFに投資することで、投資のリスクも分散されます。
ETFを買うことで、一つの銘柄に投資するのではなくて、複数の銘柄に同時に投資することになりますので、その変動が緩和されます。
また、短期間で見れば、もちろん下がる可能性も十分ありますが、長期間でみれば、安定的に利益が出ますので、大変おすすめです。
短期投資よりは利益が少ないかもしれませんが、長期投資の方が安心です。

③何に投資すればいい?

では、最後に、具体的に何に投資すればいいのか?
先ほど説明した通り、ETFに投資すれば、ほとんど間違いないかと思います。
ただ、個別株式と同じく、ETFの種類は本当に多いです。
日本の株式のETFもあれば、アメリカやヨーロッパの株式のETFもありますし、債券、不動産(REIT)やコモディティ(金)等のETFもあります。
自分の投資資産の中で、リスクを分散するために、いくつかの種類の投資を持つと良いですが、初心者の方は、まず主な株式のETFから始めていきましょう。
また、このETFはその国の通貨で購入することも可能ですが、今回は日本円で買えるETFを紹介します。

先ほども少し説明しましたが、誰にもおすすめできるETFは、はやりアメリカS&P500に連動するETFです。
S&P500は、アメリカの代表的な500銘柄を示す指数です。アップル、アマゾン、グーグル、フェイスブック、マイクロソフトなど。超有名なアメリカ大手企業がこの指数に入っています。
つまり、この企業の株式を1個ずつ買うよりは、S&P500に連動するETFに投資することで、分散してこの500社に同時に投資することが可能になります。

ここでおすすめするS&P500のETFはこちらです:
iシェアーズ S&P500 米国株ETF (銘柄:1655)

S&P500に連動している、とは言っても、本当なのか、過去の実績を確認すればよいです。
1655と実際のS&P500の1年間の変動を比較しますと、こうなります:

S&P500_1年間

1655_1年間

ご覧の通り、動きが非常に似ていますので、1655はしっかりとS&P500に連動していることが確認できます。
つまり、1655に投資することで、S&P500に投資するとほとんど同じ結果が得られます。
ただ、もちろん、米国株に連動しており、為替レートも影響してきますので、利益が多少ずれることがあります。

また、売買単位は1口ですので、このETFを1個ずつ購入できます。
しかも、株価は2675円(2020年11月12日現在)ですので、手軽に購入できます。
ここは、ETFの強さです。
日本の個別株式を購入する場合は、売買単位は100口ですので、株価が1000円だったとして、この株式を買うために、10万円を投資しなければなりません。
初心者の方は、さすがに最初から一気に10万円を投資するのは、抵抗がありますね。
なので、ETFで、月1万円からでもスタートできます。
まず、小さな金額で投資を始めて、株式の動きに慣れてから、徐々に投資金額を増やしていきましょう。

日経平均株価に投資したい方は、「(NEXT FUNDS)日経225連動型上場投信」(銘柄:1321)がいいと思います。
また、世界を全面的にカバーしたい方は、「MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信」(銘柄:2559)が良いです。

他のETFはまだたくさんありますので、ご興味のある国や分野のETFをご確認いただければと思います。
また、株式だけではなくて、債券やコモディティ(金)等にも投資することで、さらに投資のリスクを下げることができます。
理想な投資ポートフォリオについて、以前の記事で紹介していますので、合わせてご確認をいただければと思います。

・まとめ

今日は、株式投資のやり方について説明しました。
緊急用の貯金(生活費の6か月分から1年分)を用意したあとに、基本的には貯金するお金はすべて投資に回します。
毎月、収入の25%程度を投資(貯金)すると良いです。
また、短期投資もありますが、初心者の場合は損する可能性が高いので、安定した長期投資に集中していただきたいと思います。
長期投資の場合は、ETF(上昇投資信託)は一番おすすめです。
特に、S&P500に連動するETF(銘柄:1655等)は特に間違いないかと思います。
ETFへの投資は、少ない金額でできますので、まず株価の動きになれてから、徐々に投資金額を増やしていきましょう!

次の記事では、実際の証券口座の開設方法と株式の取引の仕方を紹介していきますので、引き続き、よろしくお願いします!

2020年11月13日
投資家Cuber

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