苦しかったときの話をしようか
こんにちは!今回は最近読み終えた本のアウトプットをしていきたいと思います。
今回読んだ本は、
森岡毅さんの
『苦しかったときの話をしようか』
これは森岡さんがビジネスの最前線で生きてきた実務家として、「働くことの本質」を子供たちの為に書きためていたものが書籍化されたものです。
実はこの本読むのは2回目。
買ったのはちょうど一年前です。
つい最近読んだ本にこんなことが書いてあったことがきっかけで読み直して見ました。
「大好きな本は、必ず7回は読みなさい」
それはなぜかというと、数ヶ月後に同じ本を読んだとしても響く所が違うから。同じ本を読んでも以前とまったく違うフレーズが目に入る。これは自分が求めるものの変化であり、成長の証。まわりの環境や出来事、その時の心情で見えるものが全く変わってくるそう。
一回目この本を読んだ時は、大学二年生の夏頃だったと思います。授業でゲストスピーカーとして来てくださった方に紹介して頂いて手に取ったことがきっかけです。
初めて読んだ時はただただ納得するばかりで、勉強になるなという感覚でした。ただ、読んだ後何かしらのやる気に繋がったのは覚えています。
これは読んだ後、
何も行動に移さなかったから。
これが素晴らしい本を読んでも自分が変わらなかった原因だと確信しました。
この本は
1)やりたいことがなくて悩む君へ
2)学校では教えてくれない秘密
3)自分の強みをどう知るか
4)自分をマーケティングせよ!
5)苦しかったときの話をしようか
6)自分の“弱さ”とどう向き合うのか?
という内容構成になっています。
ここでは、本の内容の要約ではなく、私がこの本を読んでどう行動したかについて書こうと思います。
自分の強みをどうやって見つけるのか。
この本では、
強みとは自分の『特徴』とそれを活かす『文脈』がセットで初めて発揮され、必ず好きなことの中にあると定義しています。
本の中で紹介されていた、
自分が今まで好きだった「〜すること」といった、動詞をただひたすら付箋に書きだしてみる。
とりあえず私はこれをやってみました。
(付箋があまりなかったのでノートで代用😅)
初めは50個も無理、と思ったのですが書いているうちに意外とでてきました!!!
次にこれらの集約と仕分け。
世の中の人の強み(特徴)は大きく3つに区分することができるらしい。
それは
Tの人(Thinking)
Cの人(Communication)
Lの人(Leadership)
の3分類。
Tの人👨🏻💼
考える力/戦略性が強みになる
例)勝つための作戦を考えるのが好き、分析することが好き
Cの人🧑🏻🎨
伝える力/人と繋がる力が強みになる
例)話すことが好き、SNSで多くの人と繋がることが好き
Lの人👮🏻♂️
変化を起こす力/人を動かす力が強みになる
例)何かを達成することが好き、人々を引っ張ることが好き
この本にはそれぞれの傾向や特性がさらに詳しく書かれています。
さて、この分類をやったところ
T:23個 C:6個 L:14個 それ以外:7個
という結果になりました。
つまり私はL寄りのTの人であることが分かります。逆にCが自分に足りない部分。
私と同じでTが多い人は、
知的好奇心をガソリンにして考える力を磨き、より大きな結果を出す、その好循環でキャリアを作っていくのが基本戦略。
自分が考えて突き詰める対象に『興味が持てる領域』を選ぶことが何より重要です。
意外と書き出してみることで、自分ってこんなこと好きなんだということに気付けたり、好きなことに傾向があることが分かってきます!
ここで分かった自分の傾向を元に第4章の『自分をマーケティングせよ!』に移ります。
ここでは、
WHO(戦略ターゲット、コアターゲット)
↓
WHAT(便益、RTB:便益を信じるに足る根拠)
↓
HOW(便益を提供する主な手段、ブランド・キャラクター)
という風に自分をブランディングしていくのですが、今回はここまで!
そして最後に。
私がこの本の中で一番印象に残った言葉は、
“挑戦しないから失敗もしない自分”よりも、“挑戦するから失敗してしまう自分”の方が圧倒的に強くなれる。
最初からすぐに変われないことを覚悟して、時間がかかることを織り込んで、変わる努力を継続すること。
この2つです。
今までの自分は前者。失敗が多い人生だったこともあり(自分ではそう感じています笑)、できるだけ失敗をしないように過ごしてました。何かに挑戦するときは、念入りに対策して計画して準備ができてから、という風に。しかしこの本で森岡さんが述べているように、行動することが変わるための第一歩になるのだなと。またそれを継続すること、これが一番の近道であると感じました。
この本は就活、転職、起業…などなどキャリアに悩む全ての人にきっと役立ちます!是非一度手に取って読んでみてください!
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