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★【ネット連載と長編小説について】&【新作小説】紹介!

ネット連載って……

・途中で更新されなくなる
・毎日更新しないとダメ
・書いているうちに大きな変更が必要になって頭を抱える
・最後まで完結させる自信がない
・完結までにどれくらいかかるか分からなくて不安
・反応が気になって夜も眠れない

みたいなイメージありませんか?
私がそれです。ネットでの長編連載は不安です!
いや、書くのがすごく早いとか、大きな変更なんて起きるはずないやろとか、そういう方はいいんです。問題はそうじゃない人です。

〈ネット連載の注意点〉

ここから先は、読み手として感じていたことも混ざります。主になろうで想定しています。

A. 途中で更新されなくなる
B. 更新途中のまま放置されている作品がいくつもある
C. 前の話が頻繁に更新されたり書き換えられたりする


こういう場合、次のように感じられてしまうリスクがあります。

A. 今読んでいる作品も、途中で更新されなくなるかも……
B. この作者さんは、もしかして完結させるのが苦手?今読んでる作品、ちゃんと完結するのかな……
C. あれ、いつのまにか知らない設定が生えてる!?え、だいぶ前の部分に新しい話挟まってる!?昨日読んだ話にも更新入ってる。え、これって読み直した方がいいの?

ネット連載でランキングや書籍化を狙いたい!という場合、これらABCは読者離れにつながってしまい、作品の勢いを削ぐことに繋がりかねません。また、読者にかける負担も大きく、書き手としての信頼も損なわれます。
ただ、もちろん書きながら連載することのメリットも大きいです。

【メリット】
自分の力を試せる。
・読者の反応をみながら展開を工夫できる。
・読んでもらっていることをモチベーションにできる。

このメリットを諦めてしまうのはもったいないですよね……。

じゃあ初心者はどうすりゃいいんだよ。

私も初心者なりに考えてみました。思いついた妙案がこれです。

結論から書きます。
それは、

時間差連載


です。

〈私が思う、長編小説との付き合い方〉

①ある程度の書き溜めを行う。

②なろうやカクヨムより規模感の小さな小説サイトに連載を始める。
・その際、プロフィールに初心者であるが完結させたい気持ちは勿論あるということを書いておく。
・完結目処や時期を目安として書いておくと吉。
・短編小説などを先に置いておくとさらに吉。
・非営利目的で、著作権が著作者帰属のサイト(換金システムなし、著作権がサイトに帰属しない)を使うようにする。規約を確認。ここをうっかりすると、④に支障が出る。

③頑張って目安までに書き終える。
・少しゆとりをもって連載してもいい。
・もちろんランキングには載らないけど、それは仕方ない。
・その分、閲覧数などの読者の反応をよく見て、展開の工夫、ブラッシュアップなどを行っていく。
・noteなどのブログでお知らせするのはアリ。
・ただし、Twitter(x)には小説サイトのリンクを載せない。

④コンテストや公募にチャレンジ
・多分落ちるけど、毎回改稿していろんなところに出す
・アドバイスや評価シートを受け取れたらラッキー。それを元に大幅な改変をしても良い。

なろうとカクヨムに同時連載
・Twitterで宣伝。恥も外聞もなし!
・プロフィールに固定、更新、仲間や交流を増やす
・とにかくツイ廃になりつつも次作のアイデアを練る(大事)
・同時連載によって、特定のサイトのイメージが先行してしまうのを防ぐ(なろう系か〜みたいなやつ。私のはちょっとなろう系っぽくはないので)
・反応の違いを見て、サイトごとの伸びの違いなどを研究する。
・エクセルなどを使って推移を記録しておくと、次回連載のときの参考になるかも。
・毎日更新確約!とかって書いて毎日更新する。
・ただ、ワクワク感が減るので完結済み、とは書かない。②のプロトタイプ版には言及しない。
・ランキングに載るかも!?

まとめ

この時間差連載であれば、メリットによる恩恵も受けつつ、デメリットを小さくし、一編の長編小説をあますことなく活用できます。自分自身の力を伸ばすことにもつながります。
敗者復活戦がたくさんある、という感じもしますね。
それにより、書き手は心理的負担少なく、長編連載にチャレンジすることもできます。

いかがだったでしょうか。何か参考になったでしょうか。
②で挙げた小規模webサイトの例ですが、私は
NOVEL DAYS
というサイトを推しています。
割と最近できたサイトで、知名度もなろうやカクヨムほど高くはありませんが、読者がかなりいます。

今載せている私の小説のビュー数は、なんとカクヨムの25倍です。

非営利かつ著作権は著作者帰属で、アトリエという機能もあり、作品もまとめやすいです。チャットノベルや登場人物紹介エリアなど、遊びもたくさんあります。投稿前にプレビューで確認できるのも嬉しいです。

▼サイトリンク

「作者」のところを押してもらえれば「アトリエ」が確認できるかと思います。以前投稿した「死ぬほど美味いラーメン」はなんと310view!ネット投稿ビギナーは多分わかってもらえると思いますが、ちょっと驚きです。(カクヨムだと4viewから動いてない短編とかあるので……カクヨムが読まれないっていうのはよく聞きますよね)

そして、この作戦を実行するため、私はある長編の連載をスタートしました。それがこちらです!

〈あらすじ〉
悩める女子高生「藍果」は、歩道橋で子どもの自殺を引き留めた。古風な姿をしたその少年は、謎の短刀を渡して姿を消す。少年の「しばらくは日没前に帰れ」という忠告を不審に思っていた藍果は、怪異【ヤドリ蔦】に襲われてしまって__!?
 過去にトラウマを持つ、「藍果」と「少年」。この二人が出会い、様々な相手と戦っていく中で、もう一度前を向けるようになっていく青春ホラーバトルアクション怪異譚です!

▶︎対象:本の虫な高学年の小学生から、中学生・高校生はもちろん、ラノベ好きの大学生、怪異好きの社会人まで

※試行錯誤しながらのファースト投稿になりますが、7〜9万字ほどでの完結を見込んでいます。プロットはほぼできていて、来年三月までには完結予定です。隔週投稿にはなりますが、どうぞよろしくお願いします!

というわけで、気になる方はぜひご一読ください!現在は一週間に一度くらいのペースで更新予定です。①〜⑤全部やるつもりの本気の作品なので、応援していただけるととっても嬉しいです!!!!

さて、執筆に戻ります。ここまで読んでくださりありがとうございました。また何かありましたらお知らせします。今後ともよろしくお願いします!

戸浦みなも

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