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『法華経』への誘い(四)~「2年かけて『法華経』を読む会」円成のご報告 & 新企画のご案内

当山で月に1度開催しております2年かけて『法華経』を読む会は、2023年5月13日、すべての日程を終了しました。ご参加の皆様のおかげで2年間を無事に円成できましたこと、感謝申し上げます。

思えば初開催の2021年4月は未だコロナ禍の真っ最中であり、出口の見えない不安定な時代こそ、お寺は原点に還り、世の人々の旗印とならねばならない。という思いからこの催しは出発しました。

それから2年。毎月少しずつ少しずつお経をお唱え進め、無事にすべての経文を読み終えましたのは、大変に喜ばしいことです。お越し下さった方々、そして遠方からも激励のお言葉を寄せて下さった方々に、深く御礼を申し上げます。


すべての日程が終了した今、思い出すのは「解行双修(げぎょうそうしゅう)」という言葉です。

学問と修行をともに学び行う、という意味で、両翼があってはじめて鳥が空を飛ぶことができるように、学問的理「解」と実践修「行」をともに修めてはじめて教えが身につき、そして仏法が敷衍されるというものです。

この2年で『法華経』を実践修行してきた私達に次に必要なのは、学問的理解でしょう。こうした考えから、

【!!!!特報!!!!】

2023年の初冬より、8人の師による『法華経』全八巻の解説講義「法華八講」を開講します。


日程は以下の動画より↓↓↓

詳細はまた改めて発表いたしますが、現代に『法華経』を学ぶならば避けて通れない課題と接続しながら、多様な講師をお招きして、広く一般公開講座として実施します。ご期待ください。等覚院に来れば『法華経』に触れられる。仏教に触れられる。そんな寺であり続けられるように。

また等覚院本堂でお会いできますのを、楽しみにしています。


(副住職 記)

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