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『2度のうつ病を経験した半生と今』#6(終)

 noteをこれから書き始めるにあたって、私のこれまでの歩みを何回かに分けて紹介しています。今回は最終回となる社会人時代(40代)編です。

6.波乱の社会人時代(40代転機編)

 自分が40歳を迎える数年前から私は、

「40歳でおおよそ社会人(会社員)人生の折り返しになるのかぁ」

と何となく思うようになっていました。特に不満もなく就職はしたものの、実際に働いてみると当然ですが色々と不満は募っていくものです。

「このままこの会社で働くことが自分にとって幸せなことなのだろうか」

そんな漠然とした悩みを抱える様になっていきました。今更特に他に何かやりたいことがあるわけではなくとも、今の働き方に徐々に不満を募らせるようになっていきました。

 そんな中、私は再び精神疾患を患うことになりました。自分の働き方、生き方を見つめ直したいと考えていた矢先、会社の定期異動により私は管理職になり、更に悠長に働き方や生き方について考える余裕を持たせてくれない様な多忙な部署に配置転換されました。自分の心の中にある迷いと、周りの環境との著しい「ズレ」により、私の心身のバランスは再び崩れてしまいました。

 私は、以前お世話になった心療内科へ凡そ10年ぶりに再び受診しに行きました。先生は10年ぶりにもかかわらず、私の事を覚えてくれていました。先生に体調面や色々な心理状態をお話したところ、

うつ病

と診断され、私は再び会社を休職することを余儀なくされました。

7.そして、今

 私は今現在も会社への復職を果たせず、休職を継続している状態です。本を読むことが好きで、比較的文章を書くことに抵抗を感じなかった私に、先生は「自分の想いや感じたことを文章で表現してみてはどうでしょう」と提案してくれました。そして先生に、この「note」の存在を教えていただきました。

 これから自分の人生の大きな転換期を迎えるであろうこのタイミングで、この様な機会、場所を持てたことをありがたく感じています。

今自分が思うこと、感じること

悔いのない生き方、働き方

について今後書いていけたらと思っています。

 これまで6回に渡ってご精読いただきありがとうございます。これからよろしくお願いいたします。

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おわり


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