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「北欧の神秘展@SOMPO美術館」に行ってきました

 先日、新宿の「SOMPO美術館」で6月9日まで開催中の「北欧の神秘 ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」を訪問してきました。

 撮影可能なフロアもあり、気に入った絵は写真を撮っています。

ペッカ・ハロネン「河岸」

 フィンランドの画家ハロネンの「河岸」はまるで実写のよう。水底の暗さが不気味さを醸し出しています。

エドヴァルド・ムンク「フィヨルドの冬」

「叫び」で有名なムンクの風景画も展示されていました。

アイリフ・ペッテション「夜景画」
ハーラル・ソールバルグ「午後の日差し」

 やはり北欧といえば、美しく爽やかな自然のイメージが先行します。

ガーラル・ムンテ「帰還するオースムンと姫」

 あるいは、フィンランドの「カレワラ」のような幻想的な伝承や神話の世界でしょう。

アウグスト・マルムストゥルム「フリチョフの誘惑」

 同時に、北欧の冬は夜が長く、針葉樹が生い茂る陰鬱な風景となります。

テオドール・キッテルセン「アスケラッドと黄金の鳥」

 だからこそ、民話の中に登場する「暗い森の中で輝く鳥」の姿が映えるのかもしれません。

 SOMPO美術館は、ゴッホの「ひまわり」のひとつも所蔵しています。アジアで唯一、ゴッホの「ひまわり」を見られる場所です。

 SOMPO美術館は初めて行ったのですが、コンパクトな中にも見応えがありました。是非、訪れてみてほしい場所です。

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