とつ ゆう

自然とつながる制作と暮らし。植物や動物を愛でながら、自然の命や自分自身の心と繋がってい…

とつ ゆう

自然とつながる制作と暮らし。植物や動物を愛でながら、自然の命や自分自身の心と繋がっていくような絵を描いています。文章を書くのもすき。月二回更新のメンバーシップでこれからやりたいことの企画書的エッセイも書いてます。

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  • お金と仲良くなる

    お金について考えていること。お金との付き合い方について。現在原稿用紙23枚分の分量です。

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  • つくりながら考えていること

    エッセイ集。つくるためにつづけていることや、考えていることを書いています。現在 原稿用紙129枚分。

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    短編集です。タイトルに<前編>など付いていない記事は、一記事完結です。原稿用紙86枚分。

  • じぶんのクセをすきになる

    じぶんのクセって、どうやったら好きになれるんでしょう?僕は嫌いなクセだらけです。朝起きれない自分。大切な人の期待に応えられない自分。仕事で毎回失敗をしてしまう自分…。「こんな自分になりたい」なんて思うんだけど、いつもそれを邪魔してくるようなクセばっかり。嫌になっちゃいます。 でも、実はそのあなたのクセ、あなたの唯一無二の才能に紐付いています。あなたの身体の声を、心の声を、きいてみませんか。そこにきっと、答えがあります。この本を読み終えたらきっと、自分のことが読む前よりももっと好きになっているはずです。ーー内容は、クセを受け入れて生きること、じぶんの才能の知り方、個性の感じ方、自然体な生き方、深層心理学、そんな感じ。 2023年6月29日執筆開始。現在、原稿用紙297枚分。

最近の記事

デザイナー失格 【メンバーシップ】

坂口恭平さんの『生きのびるための事務』を読んだ。 内容としては、作家として生きていくことの、いや生きのびていくことのための「事務」としての考え方やその実践について、漫画形式で書かれている。 もともと坂口さんの本や文章は好きなのだけど、この本を読むのは始めてだった。 今日はこの本を読んで感じていることや、これからの僕の事務について、だらだらと雑記のように書き留めていけたらいいなと思っている。 メンバーシップでは、【"自転車に乗れる人"が、自転車の乗り方や楽しさを伝える】

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    • どうして森に、こんなにも惹かれるのだろう? 【メンバーシップ/企画書的エッセイ】

      あぁ、今日も森に行きたい。 今朝の日記で何度も出てきた言葉。それはすなわち、濃度高めの欲望。 一日の予定が入ったGoogleカレンダーのアプリを何度も開いては閉じ、なんとか森に行けないか、そんな一縷の望みを心に秘めながら予定のブロックを上に下にと巧みにスライドしていく。 高度なスケジュール組み立て能力を発揮している最中、黒光りする画面に反射する僕の顔はムムっと頭の良さそうな表情をしている。 ふむ、それにしても。 どうして森に、こんなにも惹かれるのだろう? こん

      ¥400〜
      • 希望の森と、絶望の公道 / 新潟滞在記② 【メンバーシップ】

        僕はこの新潟滞在で一番の危機を迎えていた。 ***

        ¥400〜
        • 断念と逃避の違いについて / 新潟滞在記① 【メンバーシップ】

          新潟に来て、一週間ほどが経った。

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          21本
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          デザイナー失格 【メンバーシップ】

          坂口恭平さんの『生きのびるための事務』を読んだ。 内容としては、作家として生きていくことの、いや生きのびていくことのための「事務」としての考え方やその実践について、漫画形式で書かれている。 もともと坂口さんの本や文章は好きなのだけど、この本を読むのは始めてだった。 今日はこの本を読んで感じていることや、これからの僕の事務について、だらだらと雑記のように書き留めていけたらいいなと思っている。 メンバーシップでは、【"自転車に乗れる人"が、自転車の乗り方や楽しさを伝える】

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          デザイナー失格 【メンバーシップ】

          希望の森と、絶望の公道 / 新潟滞在記② 【メンバーシップ】

          僕はこの新潟滞在で一番の危機を迎えていた。 ***

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          希望の森と、絶望の公道 / 新潟滞在記② 【メンバーシップ】

          毎朝の日記で、内側から聴こえてくる声に耳を澄ませる

           毎朝、日記を書いている。  日記を書くことは学生の頃から続いている習慣で、家の押し入れにはその都度に使っていた何冊ものお気に入りの日記帳が並んでいるため、その押し入れの扉だけは絶対に開けられないよう僕はいつも細心の注意を払っている。  日記を書くようになったきっかけは、『Artist Way(邦題:ずっとやりたかったことを、やりなさい)』という本だった。その本で「モーニングページ」という自分の心と向き合うための習慣を知ったことから始まった。  モーニングページはその名

          毎朝の日記で、内側から聴こえてくる声に耳を澄ませる

          短編 『ミカミという男』 初稿

           新しい物語を書いていて、その初稿ができたのでメンバーシップに先んじて公開します。  初稿なので荒削りですが、どんな感じで物語を書いているのかを体感してもらうのも面白いかなと思ったので、このままどん!と投稿します。 *** ▽ 人物 ・僕 … 物語の主人公。第一稿では一人称視点としているが、僕にも名前をつけて三人称視点に寄せていきたい。 ・ミカミ … ドレッドヘアで、半裸でいつも過ごしている。肌は濃い黒に近いような茶色で、大きなブレスレットやバングレット、ピアスなど

          短編 『ミカミという男』 初稿

          【企画書的エッセイ】 クセすきラジオ 【メンバーシップ】

           しばらく、『じぶんのクセを好きになる』というタイトルで連載をしている。  何らかの形で本にすることを目標にして書き進めていて、もう原稿用紙300枚分を越えたので、一応一冊分ほどにはなるような段階になった。  そしてnoteも、読んでくれたらお金を払って頂くような制度にしている。無料で読めるけど、無料じゃない。そういう感じだ。 noteの価格としては多分かなり高額な1,650円という金額だが、ありがたいことにすでに10人ほどが買ってくれている。恐らく有料noteにし

          【企画書的エッセイ】 クセすきラジオ 【メンバーシップ】

          相手の期待に応答してしまう自分を赦してあげる 【メンバーシップ】

          相手の期待に応答してしまう自分を赦してあげる 【メンバーシップ】

        記事

          春の個展の振り返り。あと収支報告 【メンバーシップ】

          岡山に引っ越してから初めての東京での展示を終えた。 東京に住んでいて東京で展示をするときには、最後には体を張ればなんとかなるだろうという、諦めというか逃げというか、そういう気持ちがあった。 万が一に作品を忘れてしまっても、タクシーをかっ飛ばして家まで取りにいけばいい。 必要な資材が出てきたら、ささっと買いに行けばいい。 僕は昔から細かいことを間違えずにやるということがなぜかすごく苦手なので、展示も大味にやるようなところがあったのだった。 足りないものがないなら、ない

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          春の個展の振り返り。あと収支報告 【メンバーシップ】

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          ミツバチと桜 / color field #14

          植物の染料を使って絵を描いている中で、度々に感じることがある。 それは、こちらが信じて愛を注いであげられたとき、いつも植物はその愛情に応えてくれるかのように美しい姿や色を見せてくれるということだ。 そしてその美しい姿や色は、植物が自分自身が生き抜くために身に付けたもの。 美しい色をした花は、ここに栄養があるよと昆虫や鳥に教えるためであったりする。 なにも僕を感動させたくって、そんな色をしているわけじゃない。(そんなふうに忖度してくれる植物がいたら、コロっと大好きになっ

          ミツバチと桜 / color field #14

          自然の命のリズムを聴く / color field #12

          絵を描くとき、その対象を観察するのではなく、大きな全体の一部としてそこに参与してみたいなと思う。 だけどそんなとき、僕の中の格好つけたいという欲がジャマをしてくる。 ついつい、目でしっかりと見ようとしてしまう。 なるべく手をかけて描き込もうとしてしまう。 見栄っ張りとは、とても厄介なものだなあ。 そんなことしなくてもいいのにと頭で言ってあげたとしても、体が勝手に反応してしまって、格好つけてしまうんだから、情けない。 だから、少しずつ練習する。 目を閉じて、耳で聴

          自然の命のリズムを聴く / color field #12

          雨の水の功績

          最近、雨続きですね。 今日のお昼にふとお庭を眺めていたら、さくらんぼの木が花をつけているのに気付きました。 春に向けてパワーを溜め込んでいく植物たちは、瑞々しい雨に喜んでいるのかも。 最近知ったのだけど、水道からあげる水と雨の水では、植物にとって成長に寄与する度合いが全然に違うらしい。面白いですね。 岡山に移り住んで来て、植物と関わりながら暮らすようになってから、雨がもっと好きになったような気がする。 びびっときて撮影用の新しい録音機材を買ってしまったので、ときどき

          雨の水の功績

          みえるものは、みえないものにさわっている。

          染色家の志村ふくみさんの本の中で、ドイツの詩人ノヴァーリスの引用があった。 “すべてのみえるものは、みえないものにさわっている。 きこえるものは、きこえないものにさわっている。 感じられるものは感じられないものにさわっている。 おそらく、考えられるものは、考えられないものにさわっているだろう。” 大切なものは、目にみえないところにいつもある。 最近だと例えば、植物をみることを通して、自分の中にある曖昧な矛盾と見つめ合っているような気分になってくることがある。 もっと自

          みえるものは、みえないものにさわっている。

          あなたのすてきなところはね

          静かにしてみると、初めて聴こえてくる音がある。 映像を撮り始めて、そんなことに初めて気が付いた。 風が葉を揺らす音、服の掠れる音、自分の呼吸の音。 そしてふと、自分の心の声だって、そうなのかもしれないと思った。 何かに不安になっているとき。周りの人たちを見て焦っているとき。仕事や人間関係のプレッシャーに打ち負けそうだけど必死に耐えているとき。 そんなときにはいつも、「もっと自分なら頑張れる」「ここで諦めて逃げるようでは、また同じことの繰り返しだ」「これはチャンス、乗

          あなたのすてきなところはね

          植物的生活ー僕のボタニカル・ライフー

          アトリエやお庭の植物の写真・映像を撮り始めてからしばらく経ったけど、自然の命の美しさと、尽きない不思議にむしろどんどんのめり込んでいる…。 なんでみんなこんなにも違っていながらとても一部では似ていて、美しいくらいにシンプルな構造のようで実はすっごく複雑で、毎日少しずつ変わりながらも季節を巡って変わらないリズムを続けているんだろう。 植物は動かない。 いつからか何故か、漠然とそう思っていた。 でもある日に突然、本当は彼らは毎日動いていて、そのことに気付いていなかっただけ

          植物的生活ー僕のボタニカル・ライフー

          昨日と今日の隙間に / ホトケノザ

          朝のスタートが遅い人生なので、人から度々「夜型なんですね」なんて言われてきているわけなのですが、決して夜に集中力が上がるわけでもなく人並みかむしろそれよりも早く酒を飲み始めて気持ちよく眠くなって早々に布団に入っています。 朝型でもなく夜型でもない。これは何型なのでしょうか。僕のアクティブな時間はどこにいったんでしょうか。 日中型と言ってみると何も言っていないただの人間ですということに聞こえてくるし、「お昼過ぎ頃から夕方まで型」ですね〜、なんて言うと活動時間が短すぎて悲しく

          昨日と今日の隙間に / ホトケノザ

          絵とデザイン

           ここのところ、絵を書くことが僕の活動の中心に据えられつつあるように感じている。  実際に一日のうちの、絵を描く時間の割合が増えてきている。そして何よりも、それが今一番、僕の精神を癒やしてくれる行為になってくれている。  だが実際には絵だけで食べているというわけではなく、収入の中心は今もデザインの仕事になっている。  僕のデザインの仕事では、ロゴをつくることが多い。  ロゴをつくることは、世界の最小の設計図をつくることに近い、と思う。ロゴができたら、色が決まる。フォン

          絵とデザイン

          毎朝の日記で、内側から聴こえてくる声に耳を澄ませる

           毎朝、日記を書いている。  日記を書くことは学生の頃から続いている習慣で、家の押し入れにはその都度に使っていた何冊ものお気に入りの日記帳が並んでいるため、その押し入れの扉だけは絶対に開けられないよう僕はいつも細心の注意を払っている。  日記を書くようになったきっかけは、『Artist Way(邦題:ずっとやりたかったことを、やりなさい)』という本だった。その本で「モーニングページ」という自分の心と向き合うための習慣を知ったことから始まった。  モーニングページはその名

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          短編 『ミカミという男』 初稿

           新しい物語を書いていて、その初稿ができたのでメンバーシップに先んじて公開します。  初稿なので荒削りですが、どんな感じで物語を書いているのかを体感してもらうのも面白いかなと思ったので、このままどん!と投稿します。 *** ▽ 人物 ・僕 … 物語の主人公。第一稿では一人称視点としているが、僕にも名前をつけて三人称視点に寄せていきたい。 ・ミカミ … ドレッドヘアで、半裸でいつも過ごしている。肌は濃い黒に近いような茶色で、大きなブレスレットやバングレット、ピアスなど

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          【企画書的エッセイ】 クセすきラジオ 【メンバーシップ】

           しばらく、『じぶんのクセを好きになる』というタイトルで連載をしている。  何らかの形で本にすることを目標にして書き進めていて、もう原稿用紙300枚分を越えたので、一応一冊分ほどにはなるような段階になった。  そしてnoteも、読んでくれたらお金を払って頂くような制度にしている。無料で読めるけど、無料じゃない。そういう感じだ。 noteの価格としては多分かなり高額な1,650円という金額だが、ありがたいことにすでに10人ほどが買ってくれている。恐らく有料noteにし

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