美容室でLTVを考えたら、脱プラットフォーム
LTV（Life Time Value ライフタイムバリュー）という言葉をご存知でしょうか？
LTVは、顧客1人が生涯で生み出す売上を意味します。
美容室においても、LTVを理解し、向上させることは非常に重要です。
今回は、美容室のLTVの算出方法と、リピーターを増やすための戦略について説明します。
また、オウンドメディアの重要性と、LINE公式アカウントおよびLステップを活用した具体的なツールの使用方法もご紹介します。
LTVと売上を構成する3つの要素
売上を構成する3つの要素は以下の通りです。
顧客数：お客様の人数（カルテ枚数）
客単価：1人の顧客が1回、美容室で利用する金額
来店回数：美容室への来店回数
例えば、美容室で1,000人の顧客が、平均年間4回来店し、毎回8,000円を支払う場合、その年の美容室の売上は以下のようになります。
売上 = 顧客数×来店回数×客単価
例：1,000人×4回×8,000円 = 3,200万円
これを基に、LTV（顧客生涯価値）を算出します。
LTV = 年間の総売上/年間の顧客数
例：3,200万円/1,000人 = 32,000円
LTVの現状分析方法
美容室の売上をUPさせるためには、まず現状分析が重要です。
売上を構成する「顧客数」「客単価」「来店回数」の3つの要素について詳細に分析することで、どの部分に改善の余地があるかを明確にします。
リピーターを増やすためのオウンドメディア活用
プラットフォーム依存で新規ばかりになっていませんか？
新規顧客がリピーターにならないことが多い美容室では、オウンドメディアの活用が効果的です。
オウンドメディアを通じて、顧客との継続的なコミュニケーションを図り、価値ある情報を提供することで、顧客のリピート率を向上させることができます。
オウンドメディアの活用方法
ブログ記事：ヘアケアのアドバイスや最新の美容トレンドを紹介。
メルマガ：定期的に美容情報や特別なキャンペーンを配信。
SNS：InstagramやFacebookを通じて、施術例やビフォーアフターの写真をシェア。
LINE公式アカウントとLステップの活用方法
LINE公式アカウントとLステップを利用することで、さらに効果的な顧客コミュニケーションが可能になります。
LINE公式アカウント
クーポン配布：LINEを通じて特別なクーポンを配布し、来店を促進。
Lステップ
予約システム機能：予約システムとLINE配信が連動しているので、前日や当日のリマインダーや来店後もメッセージでフォローが出来ます。
ステップ配信：新規顧客に対しては、初回来店後に定期的なフォローアップメッセージを自動配信。
セグメント配信：顧客の来店履歴に基づき、適切なタイミングで再来店を促すメッセージを送信。
まとめ
今回は、美容室のLTVと売上を構成する3つの要素、現状分析の方法、そしてリピーターを増やすためのオウンドメディアの活用方法について紹介しました。
さらに、LINE公式アカウントとLステップを利用した具体的なツールの活用方法もご説明しました。
顧客のLTVを向上させ、リピーターを増やすためには、顧客との継続的なコミュニケーションが不可欠です。
オウンドメディアやLINE公式アカウントを活用し、効率的かつ効果的なマーケティング戦略を実施しましょう。
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