「この子って不器用やな。」そう思っても貼ったらあかん、レッテルを貼ったらあかん話
勇気づけコーチのみさです。
いきなりですが、手芸って得意ですか?
私、一時手芸にはまってまして。なので、裁縫は結構できます。ミシンでガーっとね、ストレス発散もかねて縫いますよ~。なので、割と得意です。(ま、私の中で、ですが)
さて、じゃあ、私は「器用」かというと、全然そうではなく、かなり不器用でした。
手芸特異なのに?不器用??
というのは、これ、思い込みだったんです。
「あんたは不器用」
と母から小さい頃から何度も言われまして、「そっか、私は不器用なんだ」と自分にレッテルを貼ってました。だから、みんなで何かするときも
「私は不器用だから」
と、後ろに隠れて引いてみてました。
ボタン付けだって下手でした。まっすぐ縫うのも等間隔に縫うのも下手でした。
ですが、こんな私ですが子供が幼稚園に入園するときに、サイズ指定の巾着やカバンを縫い始めました。理由は売ってなかったから。その細かいサイズ指定のものは売ってなかったんです。そして、今みたいに便利なお店やネットショップがありませんでした。手芸屋さんで探しても、ダサい(おっと失礼!)幼稚園グッズが高い値段で店の片隅に売られてるのをたまに見つけるくらいでした。
これは、作るしかないよね!となったわけです。
で、作ってみたら意外と作れて、しかも楽しくなっちゃって。結構はまりました。(子供服も作ってた)
で。
今思うのですが、
「あんたは不器用だから」
これ、レッテルなのです。親が子に貼ったレッテル。
実は、心理学では、数回言われると子供はこのレッテルのご期待にお応えして、その通りに生きるようになる、と言われています。
そう、私が自分を不器用だと思って不器用だったように。
こわー。
でも、その通りでした。
で。それで、私、子供のことを
「器用だよね」
と言ってみました。「○○してたよね、器用なんだよね」
って。ちょっと器用かも!と思う場面に出会っては、「これができるなんて、やっぱり器用だよね!」と言ってみました。
器用だというレッテルを貼ったのです。
そうしたら、家庭科のまつり縫いでクラスで一番美しく早くできて、先生に褒められたとか。
まつり縫いなんてやったことなかったのですけれど。いや、まつり縫いどころか裁縫もほぼやったことが無かったです。
本人のがんばりや得意、コツをつかんだのでしょう。でも、もしかしたら「あなたは器用だ」というレッテルのチカラもあったのかも、と思っています。
レッテルって「決めつけ」です。
「あなたは○○に違いない」
という決めつけ。
私は
「器用だ」というレッテルのほかに「勉強できない」「片付けできない」「自分じゃできない」などいろんな決めつけを子供にしてました(反省)
でもね、こちらから見てそう見える、というだけです。違う人が見ると別のことが見えています。
ただ、私もそうだったのですが、それが「決めつけ」だとなかなか気づかないことがあるんです。
「だってそうでしょ」「それが正しいんだから」
それも思い込みなのですが、そんな「決めつけ」に気づいて、言い方を変えるコツをお伝えする、そんな講座を9月に開講します。
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