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30代医師と考える若手医師の資産形成

20-30代医師の資産形成における特徴

若手医師も最近は資産形成に興味を持ち始め、投資を始めた人も多い。
特に最近のSNSの発達や投資ブームで株式や、不動産、仮想通貨等、様々な投資対象に興味を持った方も多いはずだ。

そこで若手医師の資産形成について解説していく。
時間がない若手医師や投資について興味がある若手医師には参考になる内容だ。

  1. 若手医師には中高年医師にはない投資において有利な点がある

  2. 比較的自由に使えるお金が多くて、長い時間をかけて資産形成できる

  3. ただ普段は忙しくて投資や資産形成のことを考える時間はない

  4. 周りには詐欺まがいの投資勧誘が多い。


キャリアと想定される年収

20-30代の若手医師は一般的には医師になってキャリアを積んでいく時期だ。
専門を極める人もいれば、フリーランスの道を選ぶ人もいるだろう。
最近では私の周りでも多様性が増してきている。
医師免許を持っているけど経営者や投資家として活躍する方もいる。
過去のように大学医局に入って、病院を回るというのは多数派ではなくなった。
そして従来のキャリアが資産形成に圧倒的に不利だという事実は理解しておこう。
資産形成には資本元本が大切なので、上にあげたキャリアプランでは大学医局入局が最も不利なのは言うまでもない。

では20代から30代ではどのくらいの収入が一般的なのだろうか?
こちらのページでまとめているが35歳以下になると1000-1500万円が多いようだ。
ここから税金と固定費を除くとおおよそ400-800万円ほどが可処分所得だろう。
この中から投資資金を捻出すると、
少なめに見積もって100-300万円前後は投資資金に回せることができる。

当然開業していれば税引き前2000-5000万円前後だろうし、フリーランスでもうまくいけば税引き前2000-3000万円前後はいくだろう。
経営者や投資家はピンキリだ。周囲に聞いてみると1000-1億くらいだろうか。もちろん、個人給与所得は1000-1500万円前後だ。あとは経費が使えるのが大きい。聞こえてくる話は派手なものばかりだが、生存者バイアスがかかっており、そこまで稼げていない方もいる。

若手医師の資産形成の目的、方法

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