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なぜ治るのか?〜あなたはなぜPCを使える?そしてPCはなぜ壊れる?

岐阜県で徒手医学研究所を開院して25年以上が経ちましたが、昔も今も来院された方は口を揃えて「不思議な治療だ」と言われる。

「触ってるだけやん!なんで治るの?」
って、確かに人から見たら触ってるだけかもしれないが、気功でもあるまい。そもそも私は気功が理解できない。
第一、患者さんみんながそう言うわけではない。

逆に
「先生が押さえたとこ家で自分でも探したけど分からんかった。すごく強く押さえている?」
強揉みのマッサージでもあるまいし、そんなわけはない。
私は人の弱み(原因)を探すのが得意(=正確悪い?)なだけであって、ゴリラのような力持ちではない。

たまにマッサージ師の方などで自分をアピールするためなのか「一日五人もやったらへとへとですよ…」とこぼしている人がいて、一般的には大変なお仕事と思われるかもしれないが、徒手療法の専門家から見れば「あ~下手なのね…そんな無駄な力かけられたお客さんがかわいそうだわ…」で終わってしまう話なのだ。

パソコンを日常的に使用している患者さんには、よくこんな説明をする…

あなたはパソコンを使っていて中がどうなっているか知っていますか?
仮にキーボードで「こばやし」と入力してもパソコンの中に「こばやし」と認識されるわけではなく、文字の複雑な羅列で機械的に記憶されるだけです。そんな 複雑なパソコン内部の文字の複雑な羅列をパソコン本体に記憶させ、我々に分かりやすく表示しているのがオペレーションシステム(OS)です。一般的なほと んどのユーザーはOSがなければ、パソコンを使用できません。
では、パソコンが不調を起こしたときにその原因が分かりますか?
そこでパソコンのエンジニアが駆けつけたとします。彼はいつもあなたが使っている同じキーボードを使って、カタカタとわけの分からない記号やら文字やらを打ち始め、しばらくするとパソコンが復旧したとします。
ここで重要なのは「あなたがいつも使っているキーボードと同じものを使った」ことです。

自分の身体に対しても同じことが言えるのではないでしょうか?
あなたは二本足で立つ、歩く、走る・・・様々な動作を行うことが出来ても、身体の中で何が起こり、なぜ出来るのか分かっていない。
人間の皮膚上だったり筋肉であったり、様々な刺激を受容するところが、パソコンで言うキーボードにあたるわけです。
内部の複雑怪奇な記号や文字の羅列は、人間では運動生理学や神経生理学といった分野で研究されていることです。
しかしパソコンと一緒で、それらの基礎医学(複雑怪奇な文字羅列)を知らなくてもみんな当たり前に動くことが出来ます。

そんな当たり前の動作を、原理である運動生理学、神経生理学として追求することによって疾病理論を確立し、医学に基づいた徒手治療を行うのです。
結局わかりずら〜(笑)

身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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