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16時間ファスティングって?〜江戸時代は一日二食、そもそも論を考える

「16時間絶食ってどうなの?」
現在ファスティング四日目の私、その話題になるとよく聞かれる。
最近よく聞かれる16時間ファスティングだが、よく考えてみよう。

まず一日三食という概念を撤廃しないといけない。
近代の保健業界では「朝ごはんを食べないと健康に悪い」概念が蔓延しているが、医学的には全く根拠はないと言える。(朝ごはんが身体に悪い、わけではないので、もちろん食べたければ食べればいいw)
そもそも日本では戦前に日本軍が兵を集めるときに「三食昼寝付き」という標語で若者を集めたことが始まりだと言われていて、三食ちゃんと食べなきゃ!っていう強迫観念に近い概念が歴史的にも浅く、さほど文化的でも伝統的でもないということだ。

江戸時代は朝10時に食事をとり(早朝から10時までは労働時間)午後から休憩するなり仕事するなりして、夜は6時に食事をとって終わり、という習慣だったと聞く。

生物的に満腹になると活動が鈍るが、空腹の時の方が作業能率は上がるのは間違いない。(そうでなきゃ絶滅します)
容易に物事を済ますことを朝飯前と言いますが、これは江戸時代に早朝から空腹で作業をする習慣による経験からきている言葉なのです。

ちなみに脳のために糖分も全くの嘘です。
今のような砂糖が世に出回ったのはほんの数百年前のことで、それまでは蜂蜜が地球上で一番甘いものだった、という説があります。
甘いものを食べていなかった古代の人より、甘いものをたっぷり食べている現代人のあなたの方が「脳の活動がいい」と言いきれますか?笑

さて話はそれましたが、お気づきの方はいると思います。
江戸時代の食生活、18時から翌朝10時まで…つまり16時間何も食べないでいたわけです。
16時間ファスティングは江戸時代の規則正しい代謝活動に戻そうという本能なのかもしれません、人の世は面白いですね!
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
MENSAジャパン会員
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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