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[015] 幻想を捨てて、等身大の自分を知る。そこから、すべてが始まる。

☆15日め

「汝自身を知れ」という古代ギリシアの格言があります。

自分のことって、知ってるようで、案外知らないこと、気づかないことが多い。

端から見てる他人のほうがよく分かってる、なんてこともしばしばです。

毎日を楽しく生き、クリエイティブな人生を送るためにも、自分をよく知ることはとても大切です。

* * *

今回でこの100日連続投稿の記事も15日めになりますが、「毎日書く」ということが、ぼくにとっては割と難しいことなので、なるべくハードルを下げる方向で、「書きやすいものを書く」ことを一つの基準にしてきました。

基本的には、思いついたものを、なるべく考えずにすらすらと書く、という「半自動書記」的な手法で、まずまず継続できるし、閲覧数も決して悪くないなと、自分では納得のいく結果です。

興味深かったのは、一番きちんと「自動書記」で書いたこちらの投稿が、閲覧数は低めなんたけど、閲覧数に対するスキのパーセンテージが、唯一10%を超えたことです。

この理由は、今回のシリーズの場合、スキをくれる人はフォロワーさんではなくて、イチゲンさんが多く、タイトルの「言葉が湧き出す+自動書記+無意識」という構成を見て、わざわざ見てくれる人は少なめだけど、見てくれた知的な方には、あまり知られていない「自動書記と無意識的表現の可能性」という話題がおもしろがっていただけたのかな、と想像しています。

* * *

そして「書きやすい」ということと同時に、「どうせ書くなら多くの人に読んでもらいたい」という想いから、書いたものの閲覧数やスキの数を確認しつつ、「こういう方向で書いてみよう」という工夫も試みました。

「どんなものが読まれやすいか」については、やっぱり「前向き・メジャー・分かりやすい」が、ぼくにとっては王道です。

逆にいうと、「暗め・マイナー・分かりにくい」のは人気が低いですねぇ、自分では気に入っていても。

ただしこれはあくまでも原則的な話ですから、「ポジティブ系」でも、エネルギーの低いのは閲覧数が出ないですし、「ネガティブ系」でもこちらなどは、心情を吐露したことで共感をいただけたので、まずまずの人気でしたし、サポートもいただくことができました。

「書いててよかったなー」としみじみ思う瞬間です。

* * *

さて、こんな感じでこのシリーズを書いていて、自分について改めて分かったことがあります。

それは「自分はもっとできる人間じゃなきゃいけない、成果を出せる存在じゃなきゃいけない」という勝手な思い込みにしばられてるんだな、ということです。

断続的な利用ではありますが、note歴は5年近いので400名以上の方々にフォローしていただいてますし、こうやってひと月近く毎日書いていると、月間の閲覧数も12,000を超えます。

その上サポートまでいただけるのですから、独自にブログをやることと比較すれば、「こんなに読んでもらって、楽しんでもらえて、本当にありがたい!」と思わなければならないところです。

ああ、それなのに、それなのに、「もっと読まれたい、もっとスキがほしい、もっとコメントがあってもいいんじゃないか」みたいな愚かな欲求が心の中に潜んでいると、せっかくの成果が台なしになってしまうではありませんか!

自分の器の大きさというものを知らずに、身の程知らずの期待をしても、それがかなわないのは当たり前のことです。

頭ではそのことを分かっていても、心の底で肥大したエゴが「みんなオレをもっと見てくれ、オレにもっと愛情をくれ」と叫んでいるのですから、目が当てられません。

でもまあ仕方がない、それが現実のぼくなんです。

五十を過ぎても三歳児並みのわがままな心情で、ほしいものが手に入らないといって、胸の奥には悲しさと寂しさがいつも詰まっているのです。

というわけで、結果なんか期待せずに、淡々と自分の書きたいこと、書けることを書いていけば一番なんですが、ついつい受け狙い、反応狙いで、これからもぼくは書いていくのでしょう。

そんな中から、読者の皆さんの心に響くものが、少しばかりでも出てきたらいいなと願って、この記事を終えることにしましょう。

てなことで、それではみなさんナマステジーっ♬

#コラム #エッセイ #茫洋流浪 #文章力 #文章術 #書くこと #文章力養成100日コース

[みなさまの暖かいスキ・シェア・サポートが、巡りめぐって世界を豊かにしてゆくことを、いつも祈っております]


☆この記事は、ヤヤナギさんがこちら
https://note.com/yanagingin/n/nfcd5ce5b1529
で企画している
#100日間連続投稿マラソン
に参加しています。

いつもサポートありがとうございます。みなさんの100円のサポートによって、こちらインドでは約2kgのバナナを買うことができます。これは絶滅危惧種としべえザウルス1匹を2-3日養うことができる量になります。缶コーヒーひと缶を飲んだつもりになって、ぜひともサポートをご検討ください♬