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初めに…

◎きっかけ:これからの暮らしを考える-----------------

環境問題が取り沙汰される機会が増え、生き方・暮らし方を見直したい、そんな人が少しずつではありますが、昨今増えて来ているように思います。

一方で実際には、何から始めればいいのかわからなかったり、新たな営みに不安を抱いていて、なかなか最初の一歩を踏み出せない、と言った人たちも多いのが実情ではないでしょうか?
実は、私もそのような人の一人であり、その意味では、これは私自身のための試みと言っても過言ではありません。
今回の執筆にあたり、「持続可能な暮らしに挑む人々:探訪記」と称し自分の学びをシェアすることで、自身を含む、誰かの背中を押す事にもつながればと思っています。
また、単に取材した内容だけに留まらず、これまで見聞きしてきた「永続性」に関わるさまざまな事柄も、折り混ぜて掲載していきたいと思います。

青木ヶ原樹海散策:1200年という時間をかけて再生した森


◎あなたにとって本当に大切なものってなんですか?----------

人の暮らし方はさまざまです。
住む場所や、環境、風習、文化、人間関係等、いろいろな要素が絡みあって成立しており、その価値観も多様です。
同様に日々の暮らしの中で各々が大切にしていることも十人十色かと思いますが、共通しているのは地球という星の限りある資源の上でやりくりをしているということではないでしょうか。

溶岩によって焼き尽くされた森は1200年の時をかけてようやく厚さ2.5cmほどの土を作りました。そのわずかな土をたよりに新たな命が芽吹き、そしてまた土に帰っていきます。

では、私たちの今の暮らしは地球にとってどのような位置付けなのでしょうか。その実情を知るためのサイト情報がありますので、そこから一部引用させていただきます。
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今現在、日本と同じ生活水準を世界中で営むとなると地球が2.8個分必要と言われており、この数値は我々の日々の暮らしが、すでに身の丈サイズを超えていると言うことを示しています。

世界自然保護基金:WWFジャパン エコロジカルフットプリント
https://www.wwf.or.jp/activities/activity/4033.html

どうでしょう?
これはいつの頃からか、私たちの日々の暮らしが、過剰に資源を搾取するものになっているという事に影響していると言えます。
ここで、もし、一人一人が搾取の量を減らしたり、搾取でなく、提供する(循環させる)暮らしにシフトしていけたら、地球一個分で十分足りてくるのではないでしょうか?

地球環境のことは、壮大すぎて手がつけれないと最初から諦めるのではなく、自分ごととして、何ができるのか?、一人一人がそれを考える、全てはそこから始まると思っていて、自分自身にもこの問いをたて続けながら、ゆっくりですが、執筆に取り組んでいけたらと思います。

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