![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119906848/rectangle_large_type_2_f6835a4bcd8b290e89f69483cb60d30d.png?width=800)
小説のテーマを決める際に注意すること
こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。
今回は「小説のテーマを決める際に注意すること」についてご紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
◎小説「本からの手紙」がアメージング出版から絶賛発売中!
著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。
寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。
果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。
ぜひ一度読んでみてください!!
◎小説「天上の絵画」が新しくAmazon kindleから発売されます
以前発表した小説「天上の絵画」に大幅な加筆修正を加えて、Amazon kindleから発売される予定です。
発売時期、価格はまだ未定ですが、決まり次第お知らせします。
まずはあらすじをご覧ください。
幼い頃から、才能に恵まれた渡井蓮は、純粋に絵を描くのが好きだった。
だがそんな蓮の才能に嫉妬した一部の人間の妨害によって、心に大きな傷を負ってしまう。人の恨みと嫉妬に絶望した蓮は、それが原因で絵を描くのをやめてしまった。
数年後、同級生の岩谷英司と再会する。ともに絵を学んでいた彼が、画家として大成功している事実を知った蓮は、絵に対する想いが再燃し、とんでもない事件を起こしてしまう。
人とは違う高みへ昇ることを渇望した者の、栄光と挫折。
蓮が最後にたどり着く所から見る景色は、いったいどんなものなのか。
あらすじ
それに先立ち、現在『天上の絵画 第一部』を特別に無料公開しています。
「vol.1」から「vol.11」まであり少しボリュームがありますが、物語の非常に大切な部分が描かれています。
ぜひ読んでみてください。
◎「小説家 川井利彦」公式LINEを始めました!
ぜひ登録をお願いします↓↓↓
公式LINEに登録しておけば、商品情報、最新の情報を入手することができます。
今後はLINE登録者だけの特典も用意していこうと考えています。
よろしくお願いします。
▼小説のテーマを決める際に注意すべきポイント
それでは本題です。
小説のテーマを決める際にはいくつかの重要なポイントがあります。
これらのポイントを意識することで、読者に深い印象や考察を与えるテーマを選択し、物語をより魅力的にすることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
※今回の記事「ChatGPT」が作成した記事を元に、加筆修正したものです。
1.読者の共感と関心に焦点を当てる
テーマを選択する際には、読者が共感しやすいテーマ選ぶことが重要です。
例えば、友情や家族、自己成長、愛情など、人々が日常生活で直面する共通のテーマを取り上げることが読者の心に響かせることができます。
多くの読者の共感を得ようと思ったら、こういった分かりやすく、誰でも共感しやすいテーマに拘ることが重要です。
難しいテーマや複雑なテーマでは、多くの読者の共感を得るのは難しいのですが、反対にコアなファンが届きやすいので、あなたがどういった人に物語を届けたいのか、きちんと考えておく必要もあります。
2.著者自身の情熱や興味を反映する
テーマは著者自身の情熱や興味、関心を反映していくことも重要です。
自分が熱中できるテーマを選ぶことで、より深い洞察や感情が物語に表現され、読者にも感動を与えることができます。
世間一般が求めるものではなく、あなたの興味、関心があることをテーマに選ぶ。
一見すると身勝手な印象を受けるかもしれませんが、読者に新しい視点や考えを知ってもらうきっかけにすることもできます。
あなたが日頃から感じていること、人とは違う考え方が読者に届けば、よりオリジナリティ溢れる作品にすることができます。
世間や社会に迎合するのではなく、自らの道を切り開いていく。
時間はかかるかもしれませんが、長く愛される魅力的な物語を書くことができるかもしれません。
3.読者への啓発を意識する
テーマは読者に対して何らかの啓発を与えることを意図して選択するべきです。
物語を通じて人々に新しい視点や知識を提供し、読者の考え方や価値観を拡張させることができます。
「こんな考え方もあるんだ」と読者に思ってもらえることで、新しい観点を提供することができます。
一般的なテーマではないため、伝わるのに時間がかかるかもしれませんが、挑戦してみる価値はあります。
4.テーマの幅広さと柔軟性を考慮する
テーマは物語が広範囲な観点から捉えられるように設計することが重要です。
テーマが特定のシーンや登場人物に限定されることで、読者は物語全体を深く理解と共感をすることができます。
物語の中ではっきりとした答えを示すのではなく、あえて考察の余地を残してみましょう。
そうすることで、読者は余韻を楽しむことができ、満足感を高めることにもつながります。
現代はSNSを使って誰でも情報発信ができるので、あなたの物語の考察が発信されることで、認知と人気を獲得することができます。
▼まとめ
ここまで「小説のテーマを決める際に注意すること」についてご紹介しました。
1.読者の共感と関心に焦点を当てる
2.著者自身の情熱や興味を反映する
3.読者への啓発を意識する
4.テーマの幅広さと柔軟性を考慮する
テーマは小説の骨格であり、物語の深さと意義を表現する上で不可欠な要素です。
読者が共感し、心に残るテーマを選択することで、その小説は読者に長く愛される作品となるでしょう。
オーソドックスで分かりやすいテーマで構いません。
多くの読者からの共感と人気を得るためには、そういったテーマにする方がおすすめです。
その中であなた独自の考えや答えを提示することも重要です。
教科書通りに答えを導いていても、他の作品と変わらないありきたりな物語になってしまいます。
似たようなテーマから、他の作品にはないあなただけの考え、表現、伝え方を意識してみてください。
そうすることで、長く愛される素晴らしい作品にすることができます。
ぜひ今後の執筆の参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?