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つまらないプロットの特徴
こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。
今回は「つまらないプロットの特徴」についてご紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
◎小説「本からの手紙」が全然売れていません!!
著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。
寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。
果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。
全く売れていません。
現在のAmazonランキング…
126万位。
![](https://assets.st-note.com/img/1716662948555-VCmWdNi1eF.png?width=800)
ぜひ買ってください!
よろしくお願いします。
◎小説「天上の絵画」が新しくAmazon kindleから発売されます
以前発表した小説「天上の絵画」に大幅な加筆修正を加えて、Amazon kindleから発売される予定です。
発売時期、価格はまだ未定ですが、決まり次第お知らせします。
まずはあらすじをご覧ください。
幼い頃から、才能に恵まれた渡井蓮は、純粋に絵を描くのが好きだった。
だがそんな蓮の才能に嫉妬した一部の人間の妨害によって、心に大きな傷を負ってしまう。人の恨みと嫉妬に絶望した蓮は、それが原因で絵を描くのをやめてしまった。
数年後、同級生の岩谷英司と再会する。ともに絵を学んでいた彼が、画家として大成功している事実を知った蓮は、絵に対する想いが再燃し、とんでもない事件を起こしてしまう。
人とは違う高みへ昇ることを渇望した者の、栄光と挫折。
蓮が最後にたどり着く所から見る景色は、いったいどんなものなのか。
あらすじ
それに先立ち、現在『天上の絵画 第一部』を特別に無料公開しています。
「vol.1」から「vol.11」まであり少しボリュームがありますが、物語の非常に大切な部分が描かれています。
ぜひ読んでみてください。
▼つまらないプロットの特徴とは
それでは本題です。
小説では、プロット(あらすじ)というものが存在します。
本格的な執筆の前にプロットを書いておくと、読者は読み進めることに抵抗を感じにくく、最後まで読みたくなる魅力的な物語にしやすいです。
しかし、そのプロットがつまらなかった場合、読者は途中で読むのをやめてしまいます。
そこで今回は、つまらないプロットの特徴について、具体的な例を交えてご紹介します。
※今回の記事は「ChatGPT」が書いた内容を、加筆修正したものです。
1.予測可能な展開
▼予測可能な展開とは?
読者が先の展開を簡単に予測できてしまう物語は、興味を持ちにくくなります。
予測可能な展開は、読者に驚きや期待を抱かせることができず、物語の緊張感を失う可能性があります。
▼例文
「主人公が困難に直面するが、すぐに助けが現れる」
このような展開は、読者にとっても予測可能であり、興味を持続させることが困難になってしまうことがあります。
ある程度予測可能であることは仕方ありませんが、そればかりではつまらない物語になってしまうので、驚きやサプライズ、予想外の展開を描く必要があります。
2.平坦なストーリー
▼平坦なストーリーとは?
物語に起伏がなく、ずっと同じ調子で進行するストーリーは、読者は退屈に感じてしまう可能性があります。
緊張と緩和、喜びと悲しみといった感情の揺さぶりがないと、緊張感やワクワクが無く、つまらない物語になります。
▼例文
「主人公が朝起きて、学校に行き、授業を受けて帰宅する」
このような平坦なストーリーが続いてしまうと、読者に強い印象を与えることができません。
プロットの段階から起承転結を意識して、緩急のあるストーリー展開にすることが重要です。
3.キャラクターの成長がない
▼キャラクターの成長とは?
キャラクターが成長しないと、読者はキャラクターに感情移入できなくなります。
キャラクターの成長や変化が魅力であり、読者の心を動かす大切な要素です。
▼例文
「主人公が最初から最後まで同じ性格、同じ能力のままで、何の成長も見られない」
このようなプロットは、キャラクターに興味を失う原因となります。
4.動機が不明確
▼動機の不明確さとは?
キャラクターの行動や決断に明確な動機がないと、物語の説得力が欠けてしまいます。
読者はキャラクターの行動に共感したり理解したりすることがなくなってしまい、物語に引き込まれません。
▼例文
「主人公が突然家を出て冒険に出るが、その理由が明かされない」
このような動機の不明確な行動は、読者にとって理解しがたいものとなります。
行動には必ず理由があります。その部分をしっかり考えておくことが重要です。
5.不必要な情報が多い
▼不要な情報とは?
関連性のない情報が多すぎると、読者の注意が物語の本筋から外れてしまいます。
シンプルで、物語の進行に必要な情報だけを提供しましょう。
▼例文
「主人公が朝食に何を食べたか、細かく描写するが、その情報は物語に直接関係がない」
このような不必要な情報は、物語のテンポを悪くし、読者の興味を削ぐ原因となります。
必要な描写や情景を描き、読者に印象を与えるためにも、不必要な情報は削除するを意識してください。
6.結末が分からない
▼結末とは?
結末は曖昧で分からない場合、読者は読み終わった後に満足せず、評価も低くなります。
結末は物語の締めくくりとして重要であり、読者に強い印象を与えることができます。
▼例文
「主人公が冒険を終えた後、どうなったのかが描かれず、物語が突然終わる」
このような曖昧な結末は、読者にとって消化不良となります。
7.矛盾が多い
▼矛盾とは?
物語の設定やキャラクターの行動に矛盾があると、読者は物語に没頭しにくくなります。
矛盾は物語の信憑性を損なう可能性があるので、注意が必要です。
▼例文
「主人公が一度も登場しなかった能力を突然使い始める」
このような矛盾は、読者に不自然さを感じさせ、物語の流れを乱します。
書き終わった後に何度も読み直し、都度修正することが重要です。
「物語を一度で完璧に仕上げることは不可能に近い」ということを覚えておいてください。
8.クライマックスが弱い
▼弱いクライマックスとは?
物語のクライマックスが盛り上がりに欠けていると、読者は心からの感動を味わうことができません。
クライマックスは物語の中で、最も緊張感と興奮を感じさせる重要な場面です。
▼例文
「主人公が敵を倒すシーンがあっさりと描かれ、特に緊張感もない」
このようなクライマックスでは、読者に強い印象を残すことができず、物語の魅力を減少させます。
▼まとめ
ここまで「つまらないプロットの特徴」についてご紹介します。
つまらないプロットの特徴として、予測可能な展開、平坦なストーリー、キャラクターの成長がない、動機が明確でない、不必要な情報が多い、結末が曖昧、矛盾が多い、クライマックスが弱いことが挙げられます。
これらの点に注意してプロットを書くことで、読者を引き込み、最後まで飽きさせない魅力的な物語を描くことができます。
ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。
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