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立つ鳥後を濁さずとはこの事☆

11月になり、早い方は来年の進学や就職先も決まっている頃です。
新しい場所に住むのは期待も高まります。
同時にそれは、今住んでいる場所から離れるという事になります。

そんな時期に合う素晴らしい記事を見つけ、「神ですか!?」と感動しました。

15年という長い時間、人が住んでいたにも関わらず、退去してこの状態!!
本当に凄い!

飛ぶ鳥跡を濁さず
【意味】 飛ぶ鳥跡を濁さずとは、立ち去る者は、自分のいた場所を汚れたままにせず、きれいにしてから行くものだといういましめ。また、引き際はきれいであるべきということ。
                     (出典:故事ことわざ辞典)

見えない人の事まで考えられるか

カフェでも居酒屋でも、自分が着席する時にはテーブルもイスもメニューも、綺麗にセットされた状態で通して頂きます。
しかし、当たり前ですがその日開店してから、一番始めに座るのが自分という事はまずありません。
必ずその前の時間に、別のお客様が座って楽しいひと時を過ごしていたはずです。

つまり、前のお客様と自分の間に、必ず「片付け」をして下さっている方がいるという事です。

「何を当たり前の事を」と思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし、ある事業家の方の講演に行った際に教えて頂きました。

「ホテルの部屋を出る時は、ベッドも綺麗にして、ごみも分別して1か所にまとめる。掃除の方がお仕事しやすい様にして出るのは当たり前。」

このお話を聞いた時に、凄くはっと気付かせて頂きました。
確かにお客である自分に、部屋を片付ける”義務”はありません。

しかし、逆の立場だったらどうでしょう。
片付けの為にドアを開けた瞬間、「あれ?泊ってたよね?」となるくらい綺麗な状態だと、凄く嬉しいと思います。
そして「また泊って欲しい。次はもっと喜んでもらえるサービスをしよう」となると思います。

もちろん本当にそう感じるかはわかりません。
しかし、自分がその場にいない時でも、誰かを喜ばせられるかもしれないのです。

粋な生き方をする

お金を払いサービスを提供してもらう。
これは本来、等価交換だと思います。
しかし、なぜか立場の上下が発生している錯覚に陥る方もいます。

三波春夫さんの「お客様は神様」という言葉の真意を知らず、その冒頭だけで解釈してしまっているのです。

私自身は聡明でも無ければ、崇高な生き方をしてきた訳でもありません。
しかし信条はあります。

粋な生き方をする

相手を立てられる人間は気持ちが良いです。
思い切りの良い人間は勇気を与えます。
すっぱり切り替えられる人間は、ずっと付き合いたいと思います。

私の中ではそれらは全て「粋な人間」と言えます。

完璧でなくて良い。
粋であれ。

粋な自分になれる様、進んでいきます。

ではでは☆

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