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意外と知らない!その4:紫外線対策!4つのSTEPでわかるUVケア商品の選び方!

東京では気温が20度を超える日も出始めて来ました。
早くも春から夏へ、移り始めるのを感じています。

そんな夏が近づき始める頃に特に気になるモノの1つは、
紫外線対策ではないでしょうか。

今回は紫外線の仕組みと、その対策の一つ「UVケア商品」についての記事となります。


紫外線の構造

そもそも紫外線とは、どういうモノを指すのでしょうか。

太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。可視光線よりも波長の短いものが紫外線です。紫外線(UV)の中でも、波長の長いほうからA・B・C と大別されています。

気象庁ホームページより

波長が短くなるにつれ、生物への影響が大きくなります。
しかしUV-Cはオゾン層で吸収される為、実際に地表に届くのはUV-A、UV-Bとなります。
日射に占める割合ではUV-Aが数%程度の為、対策が必要なのはUV-Bとなるのです。

気象庁HPより

ちなみにUVとは「Ultra Violet rays(紫を超えた光線)」の略です。
波長により、人間が認識できる色に違いがあるそうですが、これはまた別の機会で触れたいと思います。

また「UVインデックス」という言葉を聞いた事があると思います。
これはWHO(世界保健機関)によって、紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化しされたものです。

UVインデックスに応じた紫外線対策

外出する際に、紫外線の強さを知っておく事は紫外線対策の第一歩だと思います。

では紫外線の構造がわかったところで、その対策となるUVケア商品について、基礎的な内容をSTEPに分けて書いていきます。

STEP1:表示を理解する

まずUVケア商品の表示について理解していきます。
さまざまなUVケア商品が販売されていますが、どの商品にどんな効果があるかを読み取れる事は、効果的な紫外線対策に影響してきます。
海水浴の時に使うのと家の中で使うのとでは、対策が変わってくるからです。
シチュエーションに合わせた商品選びが重要になってきます。

そこでポイントとなるのは、次の2つのキーワードです。
UVケア商品の表示や商品説明にある「SPF」「PA」です。

これは紫外線を防ぐ指標ですが、対象となる紫外線が異なってきます。
まずはこの2つの表示について、知る所からスタートになります。

STEP2:SPFとは

SPFとは「Sun Protection Factor」の略です。
これは肌が赤くなる日焼け(サイバーン)の原因となる、UV-Bを防ぐ指標となります。
数字が大きいほど紫外線防御効果が高くなり、最大50+と表示されます。
つまり50以上という意味です。

日差しの強い所や日焼けをしたくない場合は、効果が高いモノを選んでいきましょう。

ここで注意する点は、日焼け止めは満遍なく塗る事で効果が期待できるという事です。
意外と塗り方にムラがあったり、薄くしか塗っていないという事があり、その場合は充分な効果が得られません。

STEP3:PAとは

PAとは「Protection Grade of UVA」の略です。
これはシミやしわの原因と言われている、UV-Aを防ぐ指標となります。

表示は「PA+」から「PA++++」まであり、こちらも「+」が多い程、紫外線を防ぐ効果が高くなります。

UV-Aは雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っている為、曇りの日や日当たりの良い家の中でも、しっかりとした紫外線対策が必要です。

STEP4:シチュエーションで使い分ける

表示が理解できる様になったら、次はシチュエーションによって使い分けていきます。

一見すると、「SPF」や「PA」が高い方が良いのではと思いがちです。
しかし数値が高くなると、その分肌への負担が大きくなるなど、デメリットもあります。
日常生活として使う場合はSPFが低め、アウトドアや一日中の外出等の際はSPFが高めのモノを選ぶのがお勧めです。

まとめ

今回は紫外線の基礎的な事を記事にしました。
肌の露出が多くなる季節だからこそ、紫外線対策をしっかりとして、
気持ち良く毎日を過ごして行けるのが一番だと思います。

より詳しく解説して頂けているページがありましたので、
ご紹介します。

読んで下さった方々のお役に立てれば幸いです。

ではでは☆

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