#33 サラリーマン、「音の左右・前後」を学ぶ
はじめに
こんにちは。マツムラと申します。
このnoteは、サラリーマンが作曲活動を始めていく備忘録・軌跡を書き綴っていきます。
今回はミキシングの基礎の中でも重要な「音の左右・前後」について学んでいこうと思います。
↓↓ 前回 ↓↓
音は3次元
前回お話したように、音の配置は左右・前後・上下の3パターンで考えることができます。
その中でも左右・前後は一緒に処理していくのが普通みたいです。
これら音の配置からエフェクト等様々なミキシングの操作ができる画面をミキサー画面と呼びます。
Logicだとメニューバーにある↓のアイコンを押せばミキサー画面が出てきます。
↓が実際のミキサー画面で、今回はパンとレベルについて学んでいきます。
パン
パンは以下のように直感的に操作できます。
どのDAWでも同様のつまみで操作できると思います。
先ほど「音の左右・前後は一緒に処理していく」と言ったのですが、
どのくらい振ればいいのかは音の前後にも大きく関わってきます。
以下の図を見ればわかりやすいですが、
リスナーがどの距離から聴いているかによって音の左右の振れ幅も変わるのです。
つまり、大きい音(=近くにある音)ほど左右の振れ幅はダイナミックに、
小さい音(=遠くにある音)ほど左右の振れ幅は抑え目にするのが
一番自然に聴こえるというわけらしいです。
(再掲)バンドだと以下のように振り分けるのが定石と言われているそうです。
ボーカル、ベース、ドラム(スネア、バスドラ):真ん中
ピアノ:センターから左右どちらか20~45%
ギター:左右どちらか70~100%
ドラムセット:センターを中心に左右30~70%
レベル
レベルも以下のように直感的に操作できます。
こちらもどのDAWでも大体同じでしょう。
前回も言ったのですが、基本は「音の前後=音量の大小」なのですが、
遠くで鳴ってるけど爆音みたいなパターンもあると思います。
ここら辺はコンプレッサーやリバーブといったエフェクトをかけてなんとかするみたいです。また後の記事で説明します。
どのくらいに調整すればいいの?ってところですが、
「マスタのレベルのMAXが0dBを超えないようにすること」が絶対条件です。
0dBを超えてしまうと、音がプツプツと割れてしまう現象が起こるそうです。
(そういえば自分が以前あげた音源もプツプツ鳴ってたな...)
Logicだと以下場所がマスタです。
曲を流しながらここが何dBになっているか注意して見ていかないとですね〜。
さいごに
今日は音の左右・前後について学んでいきました。
なんとなく今までの過程で操作していたんですが、改めて基本的なルールを知れてよかったです。
次回は音の上下について学んでいこうと思います。
ここまで見ていただきありがとうございました。
サポートいただけると泣いて喜びます。いただいたサポートは今後の音楽活動に当てていこうかと思っています。