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#15 サラリーマン、メロディを乗せる

はじめに

こんにちは。マツムラと申します。
このnoteは、サラリーマンが作曲活動を始めていく備忘録・軌跡を書き綴っていきます。

今回は、コード進行にオリジナルメロディーをつける編になります。

↓↓ 前回 ↓↓

音楽の三要素おさらい

音楽理論勉強編①のおさらいです。音楽は以下三要素から成り立っていると言われています。

・メロディ
・ハーモニー
・リズム

このうち、ハーモニーはコードについて今まで勉強してきたので、
基本的なことは理解できたのではないでしょうか。

あとはどんなメロディをどんなリズムで乗せれば、楽曲として成り立つかについて調べていきたいと思います。
(メロディとリズムは一体なので↓ではまとめてメロディって言っちゃいますね。)

メロディとコードについて

メロディとコードを決める方法は以下2種類あります。

① メロディ(鼻歌など)にコードをつける
② コード進行にメロディを乗せる

コード進行を学んだあとで、②の方がなんとなくやりやすそうなので
今回はこちらの方法を見ていきましょう。

コード進行にメロディを乗せる

正直センスがある人ならば感覚でなんとかなる部分だと思うのですが、
自分は一から理論的に学んでいこうと思います。

まずは以下のコード進行を聴いてください。

以前にも紹介したのですが、J-POPではめちゃくちゃよく出てくるコード進行らしいです。
今回はこれにメロディをつけていきたいと思います。


1. コードの構成音のみを使ったメロディ

一番簡単なのがこれです。

Fだったらファラド、Cはドミソ等の構成音のみを使ってメロディにすると言った方法です。

実際にやってみたのが以下です。

おおお違和感なくメロディが乗ってますね。

ちなみにこのメロディは完全に自分が無から生み出したものなので、作曲できているってことになるのではないでしょうか。やったね。

ただ、味気ないメロディには感じてしまいますね。教科書に沿って作りましたー感がすごいです。次は発展させてみましょう。


2. 間にコードの構成音以外の音を挟む

先ほど作ったメロディの音程の上下の間にコードの構成音以外の音を挟んでみます。

音程の上下をなめらかに繋ぐための音ならば、違和感なく聴こえますね。
先ほどよりも動きが出ています。

とはいえまだまだ教科書に縛られている感がありますね。


3. コードの構成音以外の音をバンバン挟む

実際世に出ている音楽では、コードの構成音以外の音がバンバン使われています。(基本的にはその調の音階内の音)

ある程度ルールとか役割があるみたいで、以下の表にわかりやすくまとまっています。

画像1

例えば、Fコード中にE(11:長7度)の音を鳴らすと「おしゃれ、都会的」に聴こえる。のように読みます。

早速おしゃれを目指して自由にやってみます。

はい、曲できました。これが作曲です。感動。

せっかくなので別のコード進行でもやってみましょう。

「物憂げ、どっちつかず」をイメージしてメロディ付けてみました。作曲できてます自分!以下まとめ。

コード進行にメロディを乗せる
 → 以下3つの段階を踏んで付けると上手くいく。
1. コード構成音のみを使う
2. コード構成音以外を音階間のつなぎとして使う
3. 各音階の役割を理解した上でコード構成音以外も交えてメロディにする

さいごに

今回はコード進行にメロディをつけてみました。もう作曲できてます自分。
ただまだワンフレーズが作れるようになっただけで、厳密には曲とは言えないかもしれませんね。

ということで、次回はイントロ、Aメロ、Bメロ、サビ等それぞれでよく使われるコードを調べていきたいと思います
ワンフレーズではなく「曲」を目指します。

ここまで見ていただきありがとうございました。

参考サイト


サポートいただけると泣いて喜びます。いただいたサポートは今後の音楽活動に当てていこうかと思っています。