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ーフィンランドの教育ー

『フィンランドの教育はなぜ世界一なのか』岩竹美加子

日本の教育は、問題視されていることが多く見られる。ブラック校則、体罰、不登校様々な面から議論が行われている。
このことから教育分野に興味を持ちこの本を読んでみると、全てが日本と教育と真逆であった。
テストがない、偏差値もなければ、制服、部活もない。授業時間は日本の半分、学校に行くことは義務では無い。見ること全てが日本では考えにくいことが多く、驚きの連続であった。
これらにはただ自由だからという訳ではなく理由があった。
教育に関して子供が自分らしく発達していくことが大切であるからテストで測り他人と比べたり順位を争ったりすることは意味は無いという考え方である。また、学習義務の学習量に相当する知識とスキルを得ることで、学校以外の方法で満たすことも出来ることから学校に行くことは義務では無い。(規定された学習量を満たすことは求められる。)という考え方らしい。

日本、フィンランドどちらが良い悪いではなく、お互い取り入れる部分を自国に見合った方法で取り入れるべきだと思う。

5年連続幸福度No.1のフィンランドは、教育から、競走、縛り、区別を排除させ、個人を尊重したことが理由の一つに繋がったかもしれない。

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