事業アイデアに困ってませんか？　　 　異業種から出資をバンバン集めている会社！なぜ投資してくれる？？

アイデアが出ない理由は簡単です！　
それは、成功事例を知らないだけです！

事例を２０件覚えれば、あとは組合せて応用すれば良いんです。20件×19件＝３８０件のアイデアになります。
「カンブリア宮殿」「がっちりマンデー」「ガイアの夜明け」「羽田土曜会」などのテレビ経済番組を観てはどうですか！
成功事例がなぜ成功したかを知るとパワーが出てきます。
パワーがでたら、自社に当てはめ考え行動する。最初はこれだけです。

【高価なトータルサービスを、工程で分解し、特化すると道は拓ける】

＜推薦理由＞大手企業の多角化には、本業に近い「関連多角化」と、全く違う「非関連多角化」の２種類があります。
過去に、大企業は非関連多角化としてグループ会社をたくさん設立しましたが、うまくいかない事業が大半でした。
なぜなら、素人が勝てるほどビジネスの世界は甘くないからです。
そこで最近は、大企業は、人件費を抑え、内部留保が充実、つまり、金余りになっています。
そこで、その資金をベンチャー企業に出資すれば、自社にない業界知識や経営ノウハウをベンチャーが持っているため成功確率が高まると考えました。
これが、現在ブームになっている「ＣＶＣ※下段用語説明参照」という仕組みです。
がっちりマンデー2020年4月12日 放送
出資をバンバン集めている会社！
うどんの会社が美容室？
https://note.com/gacchiri/n/nccb5e879cb05

＜成果＞
うどんチェーン「丸亀製麺」を運営する「トリドールホールディングス株式会社」が、「ＦａｓｔＢｅａｕｔｙ社が運営するヘアカラー専門美容室「ｆｕｆｕ」」に３年前に数億円出資。
◎出資前の３年前は店数が少なかったが、現在、全国に８９店舗を展開するまで成長

＜成功のポイント／工夫＞
１）ヘアカラー専門美容室に絞ったことで新しいビジネスモデルを構築できたから。
：作業内容が明確になるので作業完了時間が解る。そのため、ネット予約システムがたくさんの顧客に対応可能になった。
２）一般的美容院の半額程度の低価格を実現したことで、特に４０代以上の女性のニーズフィットしたから。
：部分染め１６５０円、全体染めでも、ショートが３４００円、ロングでも３９００円。
３）顧客の時間的制約ニーズへの対応ができたから
：染め専門であれば、作業内容で３０分～６０分。予約しておけば、子供が登校時の空き時間などに来店する手軽さもヒットした要因。

＜岩井コメント＞
◆美容室業界は乱立で美容師を確保できなければ、撤退や倒産する環境になっています。せっかく育てても、その店以上の条件がでれば、引き抜きも多い業界です。
美容師を育成するには、カットの習得に一番時間がかかります。
カット無しにすることで、美容師初心者で対応することができ、他店との差別化ができるようになりました。
◆番組では、４０代女性に人気があるかを説明していませんでしたが、４０代の女性は「白髪染め」ニーズですね。プチ白髪が生え始める年齢ですね。また、子供たちに教育費がかかり、家のローン返済などで自分の美への支出がしに世代でもあります。番組では、４０代女性にたまたまヒットしたという表現ですが、４０代女性の白髪染め市場を狙ったのではないかと感じました。
◆子供が小さい３０代以下のママさんには、お迎え時間までに短時間＆低価格で気分転換ができるカラーリング需要がありますね。
★低価格戦略を実施するときは、低価格でも利益を獲得できる仕組み創りが必須です。気合いで低価格はナンセンスです★"
＜専門用語解説＞
CVCとは「Corporate Venture Capital（コーポレートベンチャーキャピタル）」の略。

投資を本業としない事業会社が、自社の事業分野とシナジーを生む可能性のあるベンチャー企業に対して投資を行うことや、そのための組織を指す。CVCファンドは事業会社の自己資金で組成され、運営は社内の投資部門や子会社、もしくは外部のVC（Venture Capital、ベンチャーキャピタル）に任されることが多い。"

祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#35　

#ビジネス #儲かる #経営 #テレビ #アフターコロナ #成功事例#美容室 #専業化 #がっちりマンデー #女性 #CVC