牛乳メーカーだからできた新分野商品「自社の埋蔵金発想法」
★「1分で番組の成功理由が解る」「テレビメモ術」#連日143日目★
材料調達からとにかく賢い新分野商材です。ぜひ真似してください。
<具体的取組/工夫>
1)SDGs「もったいない」に通じる残渣素材をとことん使うことができた
・チーズを作ると、残渣で「ホエイ」という液体成分が残る。
⇨いままでは、豚などの家畜の餌に使用
⇨プロテイ「ザバス」の材料として使用
2)低コスト材料で作れる
・いままでは、残渣にしていた「ホエイ」を活用することで、廃棄コストが材料に生まれ変わった
3)「タンパク質の独特の香り」解消法を開発できたから
・プロスポーツチームでは、オレンジやグレープフルーツジュースで割って、飲みやすくして飲んでいた。
・タンパク質は、オレンジ等で酸性にすると、固まってしまう課題を、プリン製品で使っていた「トレハロース」という糖を活用することで解決した
<岩井コメント>
・新規事業のきっかけとなる「自社の埋蔵金発想法」ですね。
牛乳メーカーだからできた新分野商品と言えます。
理由は、廃棄コストがかかっていた、チーズ製造時の残渣「ホエイ」を活用したことです。
廃棄費用を必要としていた残渣処理コストの解消だけでなく、ほぼゼロ円で、新鮮な材料が手に入るという「一石二鳥の新製品」です。
残渣も「企業の埋蔵金」として考える発想力が新規事業には非常に大切です。
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