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【個人開発】ありそうで無かった、緊急度ベースのメモ・アイデア帳アプリ「TENOKO」を作った話

※初期リリース時に投稿したものなので、現在のアプリ仕様は所々変わっていることご了承ください。

初めまして、にくまんボウズです。
普段はスタートアップでデータエンジニアとして働いております。
今回、初めてながらFlutterでiOSアプリを開発しましたので、多くの方に知っていただけるよう宣伝になります。


■「TENOKO」の概要

手の甲のように使えるメモ帳アプリです!

以下のような場面、よくありますよね。そういう時にパパッとこのアプリに適当でも良いので書いておくと、メモの種類に応じた頻度で定期的に通知してくれるので忘れることが無くなります。

「このカフェ今度行きたいな。あとから色々調べてみよう。」
「あ、そうだ。ooまでにooしないといけない。まあ後からでいいや。」
「良い事思い付いた。すぐにどこかに概要を書き留めて、後から振り返りたい。でも何も書けるものがない」

使い方は簡単で、emergency(緊急)とmust(必要)とidea(アイデア)のどれかを選んで、文章を入力するだけ。

選択した種類によってメモの通知頻度が決まっており、「緊急」は1分毎、「必要」は1時間毎、「アイデア」は1日毎の頻度で通知が来ます。


また、メモ帳あるあるとして、量が多くなり過ぎて管理しなくなることが多いと思います。TENOKOでは、その状態が発生しないように1つ機能を設けています。
それは、メモが生成されてから徐々にフォントが薄くなっていき、最終的に7日経ったら自動的に削除されるというもの。
正直、この機能を設けるかは非常に悩みました。
「せっかくのアイデアだからメモしたのに、、、」
「重要な内容だったら、、、」という気持ちもありましたが、
メモが機能し続けるならば制約を課す方が良いと考えました。
メモ・アイデアが溢れた結果、記録することを辞めてアイデアが忘れ去られてしまうよりも遥かにマシだと思います。
※フォントを薄くすることに関しては、最新バージョンでは廃止しています

とにかく、TENOKOが重きを置いているのは、忘れないための記憶領域を作ることです。
なので、その時に思いついたアイデアをざっくりとでもすぐにTENOKOに記録しておき、後から振り返った時にnotion等のメモアプリや書面で整理するのが最も有効的な使い方だと思います。そこでタスクにまで落とし込んだものを、再びTENOKOに書き、忘れないように実行する。これをサイクルとして回していただけると、素晴らしいツールになります。
(私はそのように使っております)

■開発の背景

一言でいうと、「思考のキャッシュ」をしたかったから
つまり、「アイデアを思いついた事実とその概要」を忘れる事なく素早く思い出すことを実現したかったということです。

以下のような経験を想像しながら読み進めていただけるとイメージ付くかなと思います。

「あ、そうだ。ooまでにooしないといけない。まあ後からでいいや。」
→忘れる

「良い事思い付いた。すぐにどこかに概要を書き留めて、後から振り返りたい。でも何も書けるものがない」
→思い付いたという事実すら忘れる

「このカフェ今度行きたいな。あとから色々調べてみよう。」
→存在すら忘れる

仕事に限らず趣味・生活に関するものまで、アイデアというものは急に降ってきますよね。
しかも、それらのアイデアを精査し磨き上げて実行にまで移すのは非常に難しいのが事実。
特に難しいのは「思いついたという事実とその概要」を思い出すこと。つまり、思考をキャッシュしておく事です。
一度その事実さえ思い出すことが出来さえすれば、細部は考えている内に段々と蘇ってくるものです。

ここまで長くなりましたが、せっかくのアイデアを上手く活用できずに生活されている方は少なく無いはず。現に自分は長いことこれに悩んでいました。時にはLINEのkeep機能やNotion、ノート、メモアプリに記録して残すようにはしていましたが、それを振り返るという習慣を体に染み込ませることができませんでした。。

そこで考えたのが、「思いついたという事実」を思い出させる専用の何かしらがあれば良いのでは?ということです。
それを実現するために開発したのが、今回のTENOKOです。

■今後の取り組み

まずはアプリの存在を知ってもらわないと何も始まらないため、Twitter(現X)等で宣伝活動をしようと思います。その後はユーザーの反応を見ながら改善サイクルを繰り返す予定です。
長くなりましたが、ここまでご覧くださった方々ありがとうございました。

最新情報等はX(現Twitter)で発信しますので、ぜひフォローお願いします。
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