見出し画像

12月より冬季インターンシップの募集が始まります!夏季とは一味ちがう様子をご紹介

こんにちは、東芝UIデザインチームnote事務局です。
以前の記事では8月に開催した夏のインターンシップについて、参加者のコメントを中心にご紹介しましたが、東芝のインターンシップは冬も開催しています!

これらの記事を読んで興味を持たれた方は、12月より冬季インターンシップの募集が始まるので、是非応募していただきたいのですが、冬は夏とはちょっと違うプログラムになっています。
「夏とはどう違うの?」「どんな雰囲気なんだろう?」と疑問や興味を持ってくださった皆さんに向けて、今回は冬のインターンの特徴と体験談をご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。


開催場所とプログラムの特徴

冬季インターンシップは、例年2月に株式会社東芝本社(東京都港区)および東芝共創センターCreative Circuit(神奈川県川崎市)で開催しています。『10日間の職場体験型』の夏とは違い、冬は『5日間のワークショップ形式』で、東芝のデザイン手法を効率よく体験して頂きます。
ユーザーやお客様をはじめ、社内の事業者や開発者、さらには地域住民や社会といった、様々な「人」の気持ちを深く理解してサービスや製品をデザインする、東芝のデザインアプローチが体験できるプログラムとなっています。
アイスブレイクやグループワークをきっかけにして、みなさんが無理なく個人の作品作りへと入れるプロセスで、ひとりひとりの強みがしっかり発揮できるようサポートも十分しますので、ぜひ安心して参加くださいね

過去(2019年)の冬季インターンシップ、リアル開催の様子

学生同士のコミュニケーション重視

グループワークの中では、皆さんの考えを思う存分発言しあって頂きます。
グループ構成は、学年や専門性はもちろん、大学の所在地や興味関心ごとを参考に編成することで、参加者の皆さんが色々な考えから刺激を得られるよう、また議論としても活発に行えるよう工夫しています。また、個人ワークに入ってからも、参加者同士で意見を言い合ったり、ポートフォリオなどの情報共有をしたりすることをおすすめしていて、東芝側が提供する経験もさることながら、学生同士のコミュニケーションを通じてたくさんの学びが得られると思います。

最前線のノウハウを伝授

東芝のベテランデザイナーがワークショップをファシリテーションしています。
ワークショップでは、皆さんのその後の実習に向けたきっかけとして学びのある体験となるように、新たな視点を持っていただいたり、問題意識を喚起したりしています。
サービス設計やUI、コミュニケーションなどのデザインのディティールについては、各分野専門の若手デザイナー達がチューターとして個別に相談にのります。
現場で培われたデザインワークの本質を伝授しますので、どんどん話しかけてくださいね!

過去(2019年)の冬季インターンシップ、リアル開催の様子

インターンシップ経験者の声

それでは実際にどのような様子だったのか、過去のインターンシップに学生として参加された方やチューターを経験された方にお話を伺ってみましょう。今回インタビューに答えてくれた皆さんは、2022年2月のオンライン開催でのプログラムに参加された方々です。

―東芝のインターンシップに参加したきっかけを教えてください。
(★:インターン参加経験者 ■:チューター経験者)

★鈴木:僕は大学の研究室に来ていた案内で知りました。それから友人づてに東芝デザイン部の方にお話しを伺う事が出来て、ビジネス領域や技術的なところに興味を持ち参加を決めました。

★田中:私の場合、昨年冬のインターンシップに参加した研究室の先輩から聞いて、事業領域が広くてイイなと思っていたところ、東芝デザイン部が大学で説明会をされる機会があったのでのぞきに行きました。その説明会で東芝デザインの「人を想う」という考え方に興味を持って、参加することを決めました。

★米原:私も大学で開催された説明会を見に行きました。ちょうどその頃、学校の授業でサービスデザインという概念を知り、興味を持っていたのもあって、東芝がサービスデザインに力を入れているということを説明会で聞いて興味をひかれて応募しました。

― なるほど、実際にデザイナーの話を聞かれたという事で、皆さんそれが決め手になったのですね。
― インターンシップが始まる前はどんなお気持ちでしたか?緊張しました・・・?

★鈴木:なんか、かわいいお菓子箱が自宅に届いてテンション上がりました。いい会社だなぁと思って、すごいワクワクしてました。

― え!?お菓子の箱!?

■小野:アイスブレイク用です。リアル開催なら皆さんお菓子を食べながらグループワークをするんですけど、この年はコロナでオンライン開催だったのでお菓子の詰め合わせを送ろうってアイデアが出たんです。

★田中:びっくりしました、こんなことまでしてくれるんだ!って思って。

★米原:好感度めちゃくちゃ上がりました(笑)。

― それは東芝としては大成功でしたね(笑)
― ではチューターのお二人にも話を聞いていきますね。
冬は夏とは違い、ワークショップ形式でしたよね。チューターの皆さんはどのような役割を担っていたのでしょうか?

■小野:スケジュール通りに皆さん頑張って進めていく中で、何があったらすぐ聞いてねっていう相談役みたいな立場でいました。学生さんから質問をもらってそれに答えたり、一緒に考えるよ、というスタンスです。

■池田:僕も小野さんと同じスタンスでしたね。期限内にプロセスが進められるようにタイムマネジメントと進行役も務めました。

― そうすると、チューターの皆さんは自ら働きかけることはなかったのでしょうか?

■小野:そんなことはないですよ。行き詰ってしまった人には、ちょっと視点を切り替えるとか視野を広げられるようアドバイスしたり、アイデアの発想法を紹介してあげたりして、一歩でも前に進めるようこちらから声がけしてお手伝いしました。

■池田:グループワークの時も、合いの手を入れるなどして場を活性化させたりしました。
だけど、学生さん自身がとても興味深い話をしてワークとしては盛り上がったので、あまり声をかける必要は無かったですね。

■小野:そうなんですよね、すごく面白い話をしているので、自分も輪に加わりたい気持ちが湧くこともあるんですけど(笑)。

■池田:分かります(笑)。学生さん同士でアイデアを引き出しあうことが重要だと思ったので、邪魔しないように気を付けながら円滑に進むようサポートに徹しました。

― なるほど…サポートのさじ加減が難しそうですね。

― そのような指導体制の中、参加経験者の皆さんが受けた印象を聞いてみたいです。

★鈴木:サポート体制が充実しているというのが印象に残りました。ファシリテーターの方はずっと見ていてくださっていたし、たくさんの若手デザイナーの方々がチューターとしているのも心強い。そしてすごく優しいのでやりやすかったです。
(補足:オンライン開催では参加者はカメラと音声をONにしたままワークをします。東芝のデザイナーは通常カメラと音声をOFFにしていますが、必要に応じて会話に加わります。)

★田中:同じく、「見守ってくれている」という印象を受けました。グループワークで議論がまとまらない時や個人ワークで悩んだ時などに、ヒーローみたいに現れてきっかけやヒントを頂きました!こちらの話をすぐに理解してもらえる様子から、デザイナーの皆さんもワークをずっと見ていてくださっていたんだなと驚いたのを覚えています。

■池田:そうなんです。常に進み具合を把握できるように、シフトを組んで、いつでもアシストできるようスタンバイしていました。

■小野:ずっと聞かれているの、怖くないかなって思いながら(笑)。

★米原:怖いどころか、私も包容力を感じました。個人ワークでやりたいことを話すのに勇気が必要だったんですけど、否定されずにいい方向に導いてくださったのが嬉しかったです。少し突飛なアイデアでも「面白いね」って受け入れてくださって、そういう土壌というか、文化があるんだなと思いました。

― ちゃんと皆さんをサポート出来ていたということですね!良かったです!

ワークで難しいと感じることは何かありましたか?

★鈴木:グループワークでは、初対面の人と関係性を構築しながら議論を前に進めていくのが難しいかなと思ってたんですけど、学生のみんながお互いを思いあって良い感じに進められました。出しゃばりすぎず相手の話を聞いてくれるような人たちばかりで。

★田中:同じくです。グループワークは2グループで私は鈴木さんと同じチームでした。自分の立ち位置や、立ち回りを考えるのが大変かなと思ったのですが、お互いの意見を受け入れつつ、自分の意見もちゃんと言える人が多かったので、その中で自然と自分の役割を見つけて進めることができました。

★米原:私は鈴木さんと田中さんとは違うグループでしたが、グループワークは大変だった記憶があって・・・。役割がなかなか決まりませんでしたね。仲が悪かったわけではないですが、意見のすり合わせがうまくいかなかったりして、隣のグループと比べてしまうと焦りました。チューターの方が助け舟を出してくれたり、時間配分をしてくださり、なんとかまとめることができました。

たしかに、立ち上がったばかりのグループでのチームワークは難しいですよね。

チューターの方はそのような様子をどのように見てアドバイスをしていましたか?

■池田:どちらのチームが良い悪いというふうには見てなくて、個性に注目していました。アイディエーションが得意な人やストーリーの作り方がうまい人など。個人的な相談を受けた時にはその方のポテンシャルを引き出してあげられるように意識しました。
最終アウトプットではその個性がちゃんとアピールできているかに注目しながら見守っていました。

■小野:そうですね、最終アウトプットだけでは分からない思考やプロセスに注目していました。
コミュ力って言葉ありますけど、コミュニケーションって単純におしゃべりが上手か下手かということではないと思っていて 、エネルギーのある発言をする人、傾聴がうまくて関係が作れる人、他の人のアイデアを引き出すのがうまい人などなど、人それぞれの強みを持っていると思います。それをいかに十分に発揮してもらえるようにフォローしてあげたいと思ってアドバイスしていました。

本当に丁寧に学生さんを見ていたのですね。

― それでは最後に、東芝の冬季インターンシッププログラムの全体を通して感じた印象を一言お願いします!

★鈴木:デザイン思考やアイデア発想など学びが沢山ありました。ワークショップがシステム化されきちんと運用されているなあと感じました。

★田中:プロのデザイナーの言葉から、こんなことを考えているんだな~と学べることが多かったです!来てよかったと思いました。

★米原:就活という枠を超えた、今後のデザイナー人生の分岐となる体験でした。特に、オンラインではありましたが、若手デザイナーとのランチ懇親会では実際のお仕事の内容を聞かせていただき、歳の近い社員の方もこんなに活躍されているんだと刺激を受けましたし、デザインへのモチベーションが高まりました。

■小野:学生さんとデザインの話が出来る場だなと思っています。学生さんたちも刺激のある経験となりますが、東芝にとっても刺激がもらえる良い機会なんです。個人的にはリフレッシュにもなっていたりして。
 
■池田:なるべくリラックスして楽しんで参加して貰えたらと思っています。5日間こもってじっくり議論に集中できるって、大学でもなかなかない機会だと思うのでいい経験だなと思いますし、他の大学の学生や現場のデザイナーと話す機会も貴重な経験だと思うので、満喫して貰えたらと思います。

― 皆さんありがとうございました!

いかがでしょう、冬季インターンシップの雰囲気は伝わりましたか?
対談では「オンライン開催」の経験をお話頂きましたが、今年はリアル開催ですのでよりインタラクティブで実感のある体験ができると思います!
この記事を読んで興味を持たれた方は、下記のインターシップ概要ページをのぞいてみてくださいね。
皆さんのご応募を心よりお待ちしております。

東芝デザイン部門インターシップ概要ページ


ご案内
UIデザインチームでは複数名の中途採用を鋭意募集しております。こちらもどうぞよろしくお願い致します。

東芝UIデザインチーム採用ページ
東芝UIデザインチーム公式HP