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どこから見ている?

ロシアがウクライナに攻撃を加え侵攻したニュースを見て、動揺している皆さんも多いと思います。

この何日か、現地にいる日本人のツイートだったり日本在住のロシア人、ウクライナ人の悲痛な叫びを見て、今が非常事態であることを強く認識しています。
新型コロナウイルス対策で一致団結するべき時にこれです。私からは、ロシアの行為はもはや理解できない蛮行に映ります。

それは何故か。
ロシアのやっていることが「明らかに」間違いだと映るからです。
そう、「明らかに」間違っているという報道を前提に全容を理解したつもりになっているからです。

かつてボスニア紛争でセルビアを敵として仕立て上げたPR会社(=戦争広告代理店とも揶揄された)がいたように、今回のロシアとウクライナの件も「正義はどちらにあるか?」の世論形成にメディアや政治が大きく関わっています。

武力行使により罪のない人々が犠牲になったことは許せませんし、両国民の大半は戦争なんか望んでいません。
ただ、何が正しいのかは「見ている側」によって違うのです。そして日本は西側の価値観から報道されたものを基準にしています。

その観点を忘れずにいたいと、SNSでの扇動的なツイートを見るたびに、過熱する報道を見るたびに思うわけです。

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