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主体性とか自己調整学習とか個別最適な学びとか教師主導とか。

夏休み中アウトプットとインプットを充実させた件。
尊敬する先生の御講和を聞いて「あぁ。」と繋がったこと。

アプリ開発で大切にするUI(ユーザーインターフェイス)と日頃大切にしている授業作りや学級づくりが近いものがあるなと。

「主体性」とか「自己調整学習」とか「個別最適な学び」とかその辺を掻き立てるのは大人の仕事なんだと。アプリ開発では、説明書なしでユーザーに「使わせる」ために分かりやすくアイコンを配置したり、構造化を図ったりする。一方でユーザーはその意図的な配置に「操作させられている」という構図になる。うまく「操作させられている」とユーザーは使いやすく、意図が伝わらないと「クソアプリ」と評価されるわけだ。

話を教育に戻すと、授業も子どもたちの意図しないところで意図的に流していけるデザインにしていけるのではないか。いやできる。という仮説。「教師主導」の授業からの脱却のいいヒントとなった。教師主導型の授業を展開する教師の心理の一つに、子どもたちの思考が自分の型にはまった安心感があるのではないだろうか。ゴリゴリ引っ張っていって「はい、まとめ。」

子どもたちが自分たちで学習展開している風な気持ちを少しでももたせることができたら教師主導型から少しずつ離れていけるはずだ。初めは「子ども主体風」でも構わないけど、子どもに少しずつ委ねていくことができたら、学びは自走していくのかな。そう信じていきたい。


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